脂汗の原因は意外に怖い!SOSを察知して対策をしよう!

【この記事は 9 分 前後で読めます】

脂汗の原因とは

脂汗でお困りでしょうか。顔のおでこや鼻などの脂汗に悩まされる人はけっこういて、ジワジワと不快な汗が出てきてとても嫌な気分になりますよね。ほか、手や足にもジワジワ出てくる人もいます。

実は、脂汗というのは人間誰でもが出うるもの。だから大きく心配するまでもない、というのが第一。ところが、場合によってはあまり良いものではありません。

今回は、通常の脂汗と異常な脂汗の2つについてお伝えします。が、主に異常なほうに関しては念入りに説明していきたいと思います。

脂汗とは

まず、脂汗というのが何たるものか、改めておさえておきましょう。

辞書的な意味

少し固いですが、最初に辞書から意味を引っ張ってみました。

じっとりとにじみ出る汗。特に、緊張しているとき、苦しいときなどに出る汗。

引用元:goo辞書

  1. 苦しい時などに出る,脂肪分のまじった汗。
  2. 暑い時,じっとりと体ににじみ出る汗。

引用元:Weblio辞書

いかがでしょうか。辞書的には、大きく分けて2つの意味があるようですね。ひとつが「にじみ出る汗」で、もうひとつが「異常時に出る汗」です。

正常な脂汗

正常

正常な脂汗とは、「(暑いときなどに)にじみ出る汗」、すなわち「皮脂と混ざった汗」のことを指します。当方も、特に事情がない限り「脂汗=皮脂と混ざった汗」と捉えています。

皮脂というのは、顔でいえばおでこや鼻、あごなどの部位に出やすいですね。つまり、そういった部位で汗が出ると皮脂と混ざり合うことが多く、それが(多かれ少なかれ)脂汗となるというわけです。

特に暑い季節や熱いものを食べたときに出ますし、緊張や興奮が高まったときにもこの脂汗が出やすくなりますね。ベタっとしていて、テカリやベタツキの原因になったりもします。

以上が正常なもの。人間誰でも出うる脂汗であり、尋常ではない量でなければ、特別気にする必要はないと思います。でも、「脂汗の量が多いかも」という人は、それが「悪い汗」である可能性があるので、注意が必要です。

異常な脂汗(悪い汗)

異常

「脂汗」と一口に言っても、場合によって「悪い汗」「異常な汗」として扱われます。むしろ、実生活においてはこちらの意味で使っている人もけっこういるのではないでしょうか。

この汗は、以下の場合に出たりします。

  • 体のどこかで痛みや苦しみが発生したとき
  • 何らかの病気を抱えているとき

これは本当恐ろしいと思います。正常な脂汗のように、単にベタついたりテカったりするだけでなく、何だか不気味な感じがするのもこの汗の特徴といえましょう。

原因やメカニズム

上では、正常な脂汗と異常な脂汗についてお話しましたので、ここでは「どのようにして脂汗が出るに至るか?」といった点をクローズアップしてお伝えします。

以下のとおり、場合分けをして進めていきましょう。

  • 緊張や興奮
  • 痛みや苦しみ
  • 病気

では、以下にて一つひとつ解説していきます。

緊張や興奮

緊張・興奮

まず、緊張したり興奮するときには、自律神経のひとつである「交感神経」が優位になります。これから舞台に立つ、怖い上司に会う、好きな人に告白する、喧嘩、ホラーなどなどの場面で、交感神経はよく働きますね。

すると、男性ホルモンの分泌が活性化され、それが皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を促します。

また、緊張したり興奮したりするシーンでは汗がよく出ますよね(精神性発汗)。これも「交感神経」の仕業ですが、なぜ体を冷やす働きのある汗というものが出なければならないのか、その謎は解明できていないようです。体が火照ってもいないのに出るので「冷や汗」と呼ぶ場合もあります。

以上のように、皮脂や汗の分泌が多くなることで、その両者が混ざる頻度も多くなって、脂汗となります。よく脇の下やおでこ、てのひらにかくことが多いでしょう。でも、人間誰しも緊張・興奮すればそうなります。特別に異常と見なすような汗ではありませんね。

痛みや苦しみ

痛み・苦しみ

事故や怪我をしたときの計り知れない痛み、急病による痛み、出産時や生理のときの痛みなど、要は「激痛」や「苦しみ」と呼ばれるものを感じたときにも脂汗が出ます。ほか、腹痛、下痢などの痛み・苦しみのときも出るでしょう。

このときは、体にも心にも多大なストレスがかかります。間違いなく交感神経が優位になり、先述の要領で大量の脂汗が出ます。一種の緊急的なSOSシグナルのようなものかもしれませんね。

病気

病気

脳卒中、脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、腸閉塞などの前触れとして脂汗が出るとも言われています。特に、ちょっとした痛みなどとともに、おでこ、胸、足の裏、てのひらなどに脂汗がよく出るようなら、じきにそういった病気が発露する危険性があります。赤に変わりかけの黄色信号のようなものですね。

ほかにも、多汗症、糖尿病、精神や神経の病気、バセドー病、更年期障害などといったものが原因で脂汗が多く出てしまうといった事例もあるようです。

いずれにせよ、脂汗が出る原因というのは多種多様で、そのメカニズムも複雑でしょう。何はともあれ、異常な脂汗が見受けられたら即対策を打つことが肝心なのではないかと思います。

 通常、汗というのは「エクリン汗腺」から出るものと「アポクリン汗腺」から出るものに大別される。エクリン汗腺の汗はほとんどが水分だ。毛穴にある皮脂腺から分泌された皮脂と混ざることで「脂汗」となる。一方でアポクリン汗腺から出る汗には元々脂肪分が比較的多い。そのため最初からドロドロしている。今回当記事で言っている脂汗というのは基本的に皮脂とエクリン汗腺から出る汗の混合物を指しているが、主に性的な興奮時にはアポクリン汗腺からもドロドロとした汗が出てくるため、それを脂汗と見なすのであればあながち間違いではないかもしれない。まあ、この辺のお話はややこしくなるため、「へ~」とだけ思っていただければ良いと思う。

正常な脂汗と異常な脂汗の見分け方

正常と異常

「ここで早速対策をしていこう!」と書こうと思いましたが、その前に大事なのは、正常な脂汗と異常な脂汗の見分け方です。

もう一度復習がてら書いておくと、

  • 正常な脂汗 ⇒ 体質、緊張や興奮によるもの(=日常的)
  • 異常な脂汗 ⇒ 激痛、苦しみ、病気によるもの(=非日常的)

というように分かれますね。だから、脂汗が正常なのかそうでないのかは、その場面になってみれば簡単に分かりうることなのかもしれません。ハサミで指を切って痛いときに出るのは「異常」な脂汗だと分かるし、面談があるときの緊張時に出るのは「正常」な脂汗だと分かりますよね。

ずばりここで問題にしたいのは、「病気が隠れているとき」です。

病気が隠れているだけだと、まだ大きな痛みも苦しみも伴わないことがあり、なかなか「異常」だと気付きにくいと思うのです。ではどうすれば良いのでしょうか。

当方が考えるところの答えは、以下のとおりです。

  • 特に緊張しているわけでもない、興奮しているわけでもない、特に大きな痛みも苦しみもない。でも「おでこ」「胸」「足の裏」「てのひら」の一箇所もしくは複数に脂汗がたくさん出ている。そしてその状態がしばらく続いている。この場合の脂汗は、異常で深刻なものと判断したほうが良い。

必ずしもこれが正しいとは言い切れませんが、正常か異常か分かりづらいなら、ここをひとつ基準にすると分かりやすいかもしれませんね。むろん、緊張状態にあったり痛みや苦しみを感じた上での脂汗は、シロ・クロ判断つきやすいですが。

対策

では、ここで改めて脂汗の対策を打っていきましょう。対策は以下のとおりです。

  • 汗を抑えるアイテムを使う
  • 肌を整える
  • 内科や皮膚科で診てもらう
  • 心身に優しい生活を送る

では、一つずつ詳しく見ていきましょう。

汗を抑えるアイテムを使う

抑える

最も単純な、スキンケア的な方法です。正常な脂汗であれ異常な脂汗であれ、アイテムを使うことで汗を抑えることができます。

例えば、顔の脂汗でテカリやベタツキが気になる人は、「サラフェ」というようなアイテムを使うことで、気になる汗を抑えることができます。日頃の保湿ケアやメイクと併用可能なので、顔汗で気になる人におすすめではないでしょうか。

【顔汗対策】公式サイト
>>> SaLafe

また、手の汗には「ファリネ」というアイテムが向いていると思います。汗のせいで手が滑りやすい、調理のときに手汗が出汁になってる気がする、うまくピアノが弾けない、手袋の中が蒸した状態になる、などといった悩みを抱えている方に良いでしょう。

【手汗対策】公式サイト
>>> ファリネ

肌を整える

肌を整える

今回は汗の観点からお話を進めていますが、脂汗のことは別に、皮脂分泌の機能が乱れているといった可能性もあるでしょう。脂性肌の人、乾燥性脂性肌の人のことです(皮脂の多い成人女性は、主に「乾燥性脂性肌」だと言われています)。

いずれにしても、肌を保湿しターンオーバーを整え、肌をすこやかに保つことで過剰な皮脂分泌を抑えられる可能性があります。つまり、それだけ脂汗が生じる(汗と混ざり合う)確率も減るというわけです。

皮脂が多い人向けの保湿アイテムに関しては、「皮脂が多い肌(乾燥性も含む)におすすめの保湿アイテム」の記事に詳しく挙げているので、興味があったら是非ご覧ください。

内科や皮膚科で診てもらう

病院

痛みや苦しみを伴う異常な脂汗の場合は、当然その痛みや苦しみの元凶を断つ必要があります。下痢なら下痢を治す。事故なら応急処置や治療など。自力で病院へ行くか、救急車での搬送という手法がとられることでしょう。

でも、先ほど、「病気が隠れているとき」の異常な脂汗についてお伝えしました。もう一度その判別法を書いておくと、

  • 特に緊張しているわけでもない、興奮しているわけでもない、特に大きな痛みも苦しみもない。でも「おでこ」「胸」「足の裏」「てのひら」の一箇所もしくは複数に脂汗がたくさん出ている。そしてその状態がしばらく続いている。この場合の脂汗は、異常で深刻なものと判断したほうが良い。

ということでしたね。こういった場合には、すかさず内科や循環器科などにかかるのが安心です。「なんか変だな」と直感したら、迷わずに受診しましょう。また、日頃から体調の乱れも見られるのであれば、病気が隠れている可能性が極めて高いものと思います。

それから、多汗症などの病気の可能性もあります。とにかく汗がダラダラと出ているなら皮膚科で診てもらいましょう。

 こういった異常な脂汗も、先に書いたような汗を抑えるアイテムでどうにかなるかもしれない。しかし、それは一時的だ。根本から解決するには、なぜ脂汗が多くなったのか?また、どんな異常を来しているのか?というところを究明しないと、もっともな対策を打つことができない。また、汗を抑えるアイテムは有用ではあるが、皮膚病か何かであればそれが合わない可能性も出てくる。したがって、もし「こりゃ変だな」と感じたら、すぐに病院にかかるのが安心だ。

心身に優しい生活を送る

心身に優しい生活

汗にしろ皮脂にしろ、ストレスや疲れが溜まっていたり生活に乱れがあることでも分泌がおかしくなることがあります。そのため、ストレスの発散、食生活の改善、睡眠の質の向上などはとても大切なタスク。

たとえ100%健康な人でも、その健康度を保つためには、この心身に優しい生活というものは欠かせません。ここがダメになってしまうと、脂汗の過多のみならず、乾燥肌、敏感肌、肌荒れ、その他心身の不調や病気が生じてしまいます。

健康的な生活を送ることはとても面倒で、結果が見えてくるのも時間がかかるし半分運任せのような部分もあります。が、するのとしないのとでは、当然するほうが良いに決まっています。

自分の汗・皮脂を気にする習慣を身に付けよう

以上を読んで分かったかと思いますが、汗や皮脂の状態というのは心身の健康のバロメーターともいえます。常日頃から、自分の汗や皮脂を気にしてみましょう。あまり皮脂分泌が多かったり変な汗が出るなら、健康状態を疑ってみてください。

また、脂汗の多い人は、顔にニキビができやすい傾向にもあるでしょう。汗や皮脂と同様にニキビは内臓の健康バロメーターでもあることもひとつ念頭に置いておくと良いと思います。

それでは最後に、今回の内容を簡単にまとめて終わりにしましょう。

  • 脂汗は誰でも出うる
  • 痛み、苦しみ、病気などによる異常な脂汗には注意
  • あまりに脂汗が気になる場合は早めに病院へ
    (特に、おでこ・胸・足の裏・てのひらなど)
  • 汗を抑えるアイテムで一時的に解決
  • スキンケアも大事
  • 心身に優しい生活を送ることも大事

以上です。色々ごちゃごちゃと書きましたが、まとめればこんなものです。少しでも解決のお手伝いになったのであれば幸いに思います。


このページの先頭へ