ココアは肌の美容にいい?皮脂を増やしてしまうことは…

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ココアは肌の美容に良い?

少し渋く、少し苦く、少し甘い。そんなココアは私たちの張った心をドロ~ンと和らげてくれます。特に冬、寒い中で飲むホットココアは最高ですね。

でも、ココアを飲むと皮脂が増えてしまい、肌がベタベタになりやすくなったりニキビの原因となってしまったりする、といった噂を聞いたことがないでしょうか。

この記事では、まずココアとは何か?に着目してから、肌への効果や影響について考えてみたいと思います。本当に皮脂の分泌量は増えるのでしょうか?

ココアとは何か?チョコレートと同じなのか?

辞書的な意味としては、ココアは以下のような物として扱われています。

カカオ豆から脂肪を一部取り除き、粉末にしたもの。また、これにミルク・砂糖などを加えて煮溶かした飲み物。

引用元:goo辞書 出典:デジタル大辞泉 

では、よくチョコレート飲料と混同されるココアは、チョコレートとはどう違うのでしょうか。ここで、同じくチョコレートについても辞書的な意味を引っ張ってきましょう。

カカオの種子をいって粉にしたものに、牛乳・バター・砂糖・香料などを加えて練り固めた菓子。飲料もある。チョコ。

引用元:goo辞書 出典:デジタル大辞泉 

こう見てみると、どちらも似たような感じですね。ココアは粉末または飲み物、チョコレートは固形物といった解釈が一般的かと思います。でもココアは、粉末・飲み物を問わず、脂肪(=ココアバター)を一定量減らした物、といった解釈が正しいかもしれませんね。逆にチョコレートは、ココアバターを減らさなかったり増やしたりした食品となります(※)。

そうなると、ココアの力というのは、チョコレートと似たようなものと解釈するのが自然ですね。

 ※ ブラックチョコレートの場合は、ココアバターがほとんど入っていません。以下にて「チョコレート」というときは、ココアバターの入った一般的なチョコレートを指すこととします。

ココアの成分と肌への効果

ココアの成分

ココアの成分は、要するにカカオの豆(カカオマス)由来のものと考えることができます。カカオには主に以下の成分が含まれています。

  • ポリフェノール
  • テオブロミン
  • ミネラル
  • 脂質(しかし、ココアを生成する際に減らされる)

ざっと代表的なものを挙げてみました。脂質は、要するにカカオに含まれるココアバターのこと。上で説明しましたように、これはココアを生成する際に減らされます。

そのため、今回着目したいのは、上側の3つ、ポリフェノール、テオブロミン、ミネラルです(もちろんこれら以外にも成分は含まれています)。

これらの肌への効果については、別の記事「チョコレートは肌に良くない?ニキビの原因になるの?」にもありますが、簡単にまとめると、肌荒れするのを防いだり、老化を加速させる活性酸素の働きを抑えるといった効果が期待できます。

ほかにも、ココアには、冷え性の緩和やリラクシングいった効果があるといった意見も見られます。

しかし、ココアは医薬品でもないし不老不死の薬ではありません。美容や健康のために飲むのは大いに歓迎できることかとは思いますが、信じ切るほどのものでもないかと思いますね。

ココアで皮脂が増えることはない?

上で説明したように、ココアは、ココアバターが減らされている分、チョコレートに比べると脂質が少ない傾向にあります。

脂質をたくさん摂ると肌の皮脂の量が増え、テカリやニキビ増加につながる可能性があります。でも、ココアの場合そこまで心配する必要はなさそうですね。

ただ、ココアをそのまま溶かしただけのものを飲む人は案外少なく、砂糖を入れたりミルクを入れたりするかと思います。その場合、少しだけ注意が必要です。

砂糖の入れすぎはダメ

ココアは元々苦味があるので、砂糖を入れることでスイートな味になりますね。

しかし砂糖、いわゆる糖分の摂り過ぎは肌にも体そのものにも良くありません。皮脂が増え、ニキビの増加につながる確率が上がります。詳しくは、別記事「炭水化物(糖分)の摂りすぎはニキビを誘発してしまうの!」をご覧ください。

ミルクにも要注意

ミルク、すなわち牛乳にも脂質量は多く含まれています。「低脂肪乳ならいいんじゃないの?」というのも、実はそうでもないです。牛乳には乳糖と糖質が含まれていて、脂肪が少ない分、乳糖の吸収率も高まってしまうのです。

ただ、ココアの味をマイルドにする上では、ホットミルクは欠かせませんよね。そのため、ミルクを無しにするのはちょっと気が引けます。よって、ミルクの分量を減らす形で飲めば良いと思います。血眼になってまでミルクを敵視する必要はない気がします。

最も注意したいのは生クリーム

クリームココア

ココアのトッピングに生クリームを使う人も少なくないですよね。喫茶店とかでも、特にトッピングをお願いしたわけでもないのに、勝手に生クリームを乗せてくることがあります。

私は生クリームが好きなので、てんこ盛りになっていたときはかなり嬉しかったです。でも、よくよく考えたら、私たちがよく使う生クリームは糖分と脂質の塊です。肌美容のみならず、体型のほうも気になってしまいますね。

たまには生クリームの甘さに酔いしれても良いでしょうが、しょっちゅうトッピングするようなことがあれば、それは控えたほうが良いかと思います。「ダイジョーブダイジョーブ!」という考えこそ甘いのかもしれません。

もちろん、生クリームと似ているホイップクリームも同様です(いや、生クリームのほうがマシかもしれません)。

 生クリームは乳脂肪(動物性)のみを原料にしていて、一般的にはここに砂糖などを混ぜて甘味を増す。それに対してホイップクリームとは、植物性の脂肪に乳化剤や安定剤などの添加物を配合したもので、生クリームと同じような扱われ方をしているのが現状だ。しかし、安定性、味や舌でのその残り方が異なるため、意識して分けて使っている人も少なくないだろう。ホイップクリームに添加物が含まれている点を考えると、生クリームのほうがマシと言えそうだ。

低脂肪・ノンシュガーのココアを買うようにしよう!

以上の内容を踏まえると、なるべく脂肪(ココアバター)の量をグッと減らしたココアで、なおかつ砂糖などを混ぜていない物を買うことをオススメします。

「低脂肪ココア」や「ノンシュガーココア」などで検索すると、色々なココアが出てくるかと思います。アマゾンや楽天にもあるでしょう。

ただ、低脂肪ココアは比較的さっぱりした味ですし、ノンシュガーですとけっこう苦いかもしれません。そのため、必要に応じて砂糖やミルクを加えると良いかと思います。なるべく入れすぎないようにして・・・。

ココアを飲む

では最後に、今回の内容をまとめて終わりにしたいと思います。

  • ココアとは、カカオ豆から脂肪(ココアバター)の一部を除いて粉末にしたもの。または飲み物。
  • ココアには肌を整える効果が期待できるほか、心身にも良いと言われている。
  • 砂糖やミルクを控え目にして、なるべく純粋なココアを飲むようにしよう。

寒い冬に飲むココアは、本当に最高です。体の芯から温まり、深い呼吸になります。そして幸せな気分になります。

でもそれは「砂糖のお蔭で甘いから」というのもあるかもしれません。甘さを控えめにしてもそのような至高の気分を味わえるのなら、それこそ “ 本当のココア好き ” と言えるかもしれませんね。

 
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