痒いのにどこが痒いか分からないときってありませんか?

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痒いのにどこが痒いの分からない

ありませんか?ムズムズと痒いのにもかかわらず、「ここだ!」と思ったところを掻いてみても不発!ということは・・・。

当方も、最近それに悩まされています。腰の左のほうがずっとムズムズし、夜中も目を覚ましてしまうほど痒いのです。覚ますたびに腰の左のところを掻くのですが、一向に気持ち良くなりません。ずっと痒いままなのです。それでも掻きむしるので、お蔭でそこだけ肌がガサガサです。

では、いったいどうしてそんなことが起きるのでしょうか?また、有効な対策はあるのでしょうか?今回はその点について考えてみることにしましょう。

原因と対策

ネット上で色々調べてみましたが、これといった有力な情報は出てきませんでした。でも、経験者は実に多い模様で、なぜそのような謎の痒みが生じるのか、色々と意見が交わされています。

そこでここでは、その意見のいくつかをピックアップしてみようと思います。

  • ​脳の誤認知(関連痛のようなもの)!?
  • 体内に痒みが生じている!?
  • むずむず脚症候群!?

では、ひとつずつ解説していきましょう

脳の誤認知(関連痛のようなもの)!?

脳の誤認知

何となく納得してしまったのが、この脳の誤認知です。あくまで推論であり確たる情報ではありませんが、くさいですね。誤認知とは、例えば肘が痒いはずなのに、なぜか背中がかゆく感じたりすることを意味します。

なぜこのようなことが起きるかは分かりませんが、脳だって完璧ではないので、情報が交錯して誤認知することはよくあることだと思います。

対策としては、本当に痒い箇所をくまなく探すことが一番ですね。本当に痒いところに手が届くことがあります。その箇所を見つけるまでは大変ですが、一度見つけて掻けば、極上の心地良さを味わうことができます。

 「関連痛」という言葉を聞いたことはないだろうか。これぞ、ずばり脳の誤認知によって別の部位に現れた痛みのことを意味している。例えば、冷たいアイスを食べて頭がキーンと痛くなるときがあるが、本当に頭をえぐられたり殴られたりしたわけでもない。ただ単に、アイスがノドを通ったにすぎない。でも脳が「頭痛」と誤認知してしまうのだ。そのため、このタイプの関連痛のことをアイスクリーム頭痛ともいう。今回のかゆみの誤認知に関してもこれと同様かもしれない。ちなみに、かねてより痒みは痛み(痛覚)のひとつとして考えられてきたが、2013年にアメリカのジョンズ・ホプキンス大学によって、痒みには独立した神経細胞があることが突き止められたようだ。

体内に痒みが生じている!?

体内

これも「なるほどなあ」と思った意見でした。

例えば、内臓に疾患がある場合、その異変が引き金となって痒みとなることがあるそうです。また、精神的に病んでいたりすると、神経系の異常によって、感じる必要のない痒みを感じることもあるそうです。

この辺りのことは、複雑で一概にお話しすることができないかと思います。でも、「痒みは体内からも起きる」という考え方は自然ですし、これなら掻くだけで痒み原因を解消できるはずがないですよね。

対策としては、「かゆい」と感じるところを掻き続けてジワジワと解決するか、ツボなる部分を探してそこを刺激することでも痒みが収束に向かうかもしれませんね。

 ただ、このお話は「痒みは痛覚と同じ」という従来の考え方に基づくものだろう。当方は先ほど「痒みには独立した神経細胞があることが判明している」と書いたが、その細胞は皮膚にしか存在しないことが分かっている。つまり、かゆみを感じるのは皮膚だけということになる。となると、体内でかゆみは生じることはないし、痒い部位を掻けば痒みは解決されるはずだ。にもかかわらず、実際は掻いても収まらないことが多い。そこで当方は、体内の何かしらのトラブルが間接的に影響することで、皮膚に痒みとして生じているのではないか?という気もしている。痒みの根本要因が皮膚にないため、掻いてもまたすぐ痒みが現れるというわけだ。むろん専門家ではないので断言はできない。今後の研究に期待したいところだ。

むずむず脚症候群!?

むずむず脚症候群

「むずむず脚症候群」というものをご存知ですか?エクボン症候群、レストレスレッグス症候群、下肢静止不能症候群ともいうそうですね。

これは、じっとしていても下肢などに痒みを感じてしまう症状のことで、人によっては上半身にも現れたり、痛みとなって現れることもあるそうです。発症する時間帯は夕刻から夜にかけてが多く、睡眠妨害にもなってしまうような厄介な病態です。

さらに、これが引き金となって過度のストレスを感じ、精神を病んで自殺してしまう人もいると言われています。意外にあなどれない、恐ろしい症候群といえるでしょう。

しかし、原因はいまだ解明されていないようです。神経伝達物質であるドーパミンの合成がうまくいかなかったり鉄分が不足したりすると引き起こされる、といった説が有力だそうです。精神的な病や内科的な疾患を抱えていると発症しやすいといったお話もあります。

こういうのは掻いてもなかなか解決しないわけですが、とにかく痒みを感じるところを掻いたり、次にお伝えする保湿対策を行うことで、緩和される可能性はあるでしょう。むろん、健康的な生活を送ることも忘れてはならない気がしますね。

掻きすぎは肌荒れに!保湿クリーム等を塗ろう

保湿クリーム

痒いときは思わず掻きむしってしまうものです。当方も、夜中に何度も目が覚めては、手を背中にまわしてボリボリ、腿に伸ばしてバリバリと掻いたりしてしまっています。にもかかわらず、痒みはなかなか収まらない。これが実情です。

そのように掻いてしまうと、肌の表面に傷が付いたり皮脂膜が剥がれたりして、肌のためには良いとは言えません。さらに痒みが増したり、血が出てきてそこから細菌感染してしまうようなことも考えられます。

痒いときはなるべく掻く回数を減らし、保湿クリームを塗って難を逃れましょう。「保湿クリームなんて効果あるの?」と思う人もいるかもしれませんが、意外に使えます。

痒みというのは、特に冬場は単に乾燥が原因となって引き起こされていることも多いものです。どこが痒いのか特定できなくても、とりあえず体中に保湿のボディークリームやワセリンを塗ることで、痒みを感じにくくなることが多いように思います。

 付け足しだが、こんな荒療法はどうだろうか。当方がシャワーを浴びているときに偶然気付いたのだが、どこが痒いか分からなくても、少し熱めの湯(42~43℃)でシャワーを体のあちこちにかけていると非常に気持ち良い箇所があった。ピンポイントで「ここ!」とは分からなかったが、湯が肌に満遍なく当たり、しかも熱めだったために刺激が加わって効果があったようだ。ただ、敏感肌の人だと熱い湯は良くないので、ある程度の注意は必要になってくるだろう。なお、残念なことに、シャワーを浴びたにもかかわらず、すぐに痒みが再発してしまった。となると、もしピンポイントで掻くことができたとしても、きっと簡単には痒みは引かないのだろう。

一方、夏場は汗疹などが原因となって痒みが引き起こされていたりします。この場合は、まずは清潔にしてから汗疹対策の痒み止めを塗ると良いでしょう。

あまりに酷い痒みの場合は、病院へ

病院

何日も痒みが収まらずに生活に支障を来しそうな場合や、「痒くて痒くて気が狂いそう!」という場合は、まずは皮膚科へ行って診てもらいましょう。そのとき、「どこが痒いか分からないけど、痒くて仕方がない」という旨をしっかり伝えます。

乾燥肌や虫刺されや蕁麻疹など以外に皮膚疾患があるとすれば、アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎が考えられるかもしれません。もし体内のことが原因で痒みが起こっているなら、皮膚科医師から内科や心療内科などを紹介してもらえるかもしれませんね。

ただの痒みではなくて体内のトラブルが引き金となっている場合はまずいので、尋常ではない痒みを感じたときは、気兼ねなく病院へかかるようにしてみましょう。

どこが痒いか分からない人たちの嘆き

ここで、「痒いけどどこが痒いのか分からない」と嘆いている人たちの声をご紹介したいと思います。特に大きなメリットはないかと思いますが、傷の舐め合いをして、少しでも精神的に楽になってくださいね。

ヒジが痒いのかなー?っと思ってかいてみると何かちょっと違う・・しばらく場所を探りながらポリポリしていると実際の痒かった場所が膝こぞうだったり・・ってことが時々あります。(『ジネコ』より)

私の場合たとえば右肩がかゆくてかいてもかいても治まらず、あまりかゆいので体中をかいていると、全然違う背中がかゆかった・・・という事がよくあるんです。結局背中がかゆい所だったのに違う所がかゆく感じる・・・という事なのです。(『教えて!goo』より)

頻度はどの位かな‥月に数回ぐらいでしょうか。たとえば頭が痒いかと思えば足だったり、背中かと思えばお腹だったりと、その位見当違いな場所なのです。(『教えて!goo』より)

たしかに体が痒いんだけど、果たして頭なのか腕なのか足なのかわからないことがたま~にあります。そういうときは気まぐれ決まってあちこちかきまくって探るんですが、結局みつからず悶々としたまま諦めます。(『Yahoo!知恵袋』より)

夫はとにかく私が過呼吸になりかけていて必死に落ち着かせてくれてました。その間、私は手を床や壁にぶつけたり、爪で血が出るほど強く引っかいたりしましたが、痛いという感覚さえ感じませんでした。とにかくかゆい場所がわからず、頭がおかしくなりそうで精神疾患になったかと思いました。(『大手小町』より)

ここだ!と思って掻いても全然違くて気持ち良くないのです。で、すっきりせずにかゆみも止まらずに寝付けずに、30分とか1時間位してやっと分かるときは掻いて気持ち良くて仕方ありません。(『mixiコミュニティ』より)

いかがでしたでしょうか。これはほんのごく一部で、実際に検索をかけて調べてみると、たくさんの人が同じような症状に嘆いています。当方の親だって「私もそういうことがある。特に冬」と言っていました。

それなのに、医学的な有力所見はネット上に見当たらないので、さほど研究が進んでいないか、「仕方がないこと」「よくあること」「様子をみよう」というように簡単に片づけられてしまっているのかもしれませんね。仮に何かのトラブルや病気であっても、色々なパターンが考えられますし、一筋縄にはいかないのだと思います。

しかし、いつまでも痒みが続き、掻いても掻いても見当外れなのは、さすがに苛立ちを覚えます。保湿クリームを塗ったりして解決できれば良いのですが、何かもっと良い方法があれば良いですね。

痒い

では最後に、今回お伝えしたポイントを整理して終わりにしましょう。

  • 脳の誤認知やむずむず脚症候群が怪しい!?
  • 乾燥肌や汗疹によってかゆみが生じやすい
  • 痒くても掻きすぎず、保湿クリームを塗ってみる
  • 痒みが収まらないときや酷いときは、まず皮膚科へ

ほとんど力になれずすみませんが、とりあえず以上のポイントをおさえておいていただけたらと思います。

掻きすぎると大切な肌を傷つけてしまうので、痒い箇所を探すときは、爪は決して立てず、さするような感じで探してみるようにしましょうね。痒みとの闘い、健闘をお祈りします。


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