鼻の中にできたニキビがあるよ!その原因やケア・対策とは

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鼻の中のニキビ

鼻の中の掃除をしていると、たまにニキビに気付くことがあります。ニキビはたいてい人目につくところにできるのですが、鼻の中というマイナーな場所にできるとは、またなんともシャイな子です。

でも、鼻の中のニキビは意外に痛いのですよね。鼻の奥のほうまで掃除したくても、引っかかってギンッという痛みが走ったりします。その刺激のせいか、一度できたらなかなか治らないこともあります。

そこで今回、鼻の中のニキビでお悩みの方に、その原因や対策についてお伝えしたいと思います。少し長くなりますが、気になるところだけでも良いので是非参考にしてみてくださいね。

実はニキビではない!?

鼻の中の「ニキビ」といった言い方をしていますが、実はそれはニキビではないかもしれません。

ニキビというのは、通常、皮脂や老廃物が毛穴に詰まって塊を成している「白ニキビ」や、そこにアクネ菌が入って炎症を引き起こした「赤ニキビ」などのことをいいます。

鼻の中でもそういった普通のニキビができないとまでは言えませんが、それよりは、「できもの」という位置づけのほうがふさわしい場合が多いかなと思います。

ニキビかそうでないかの見分け方はなかなか難しいですが、激しい痛みを伴う場合はヘルペスなどである可能性が高いでしょう。鈍い痛みだったりあまり強くない痛みの場合は、ニキビやそれに近いできものと見て良いでしょう。

以下では、多くの人にありきたりなニキビやできものを中心とした観点からお伝えしていきます。

原因

鼻の中にニキビやできものができてしまう原因として、次のことが考えられます。

  • いじりすぎによる傷や細菌感染(毛包炎など)
  • 毛穴詰まり(不潔)
  • 体の免疫力低下

大方この3つが挙げられるかと思います。

それでは、一つずつ解説していきましょう。

いじりすぎによる傷や細菌感染(毛包炎など)

細菌感染

鼻くそを何度もほじくり取ろうとしたり、鼻毛の処理をしつこくやったり、長い爪で鼻の中をいじったりすることで、粘膜に傷がついてしまいます。すると、その傷口から細菌が侵入して、炎症を引き起こすことがあります。

これを「毛包炎」といい、鼻の中だけでなく首やお尻にもできやすいと言われています。黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌などの菌が炎症を引き起こさせ、丘疹(ポッツリと膨らんだ状態)となります。見た目は赤ニキビのような感じです。

たいていは痛くないのですが、化膿したりすると軽い痛みを伴うようになります。これを「深在性毛包炎」といいます。

もちろん「毛包炎」だけとは限りません。炎症が起きる原因を特定できないことも多いでしょう。それだけ鼻の中のニキビやできものは謎めかしいのです。

毛穴詰まり(不潔)

毛穴詰まり

頬などの肌にニキビができる原因として、「汚いから」というのは有名な話ですよね。皮脂や老廃物が毛穴に詰まってしまえば、それだけニキビの発生確率も上昇してしまうということです。

鼻毛があるということは、鼻の中にも毛穴があります。その隙間に皮脂や老廃物が溜まったりすることは十分に考えられます。すると、白ニキビのように小さいブツブツができることがあります。

当然、アクネ菌などが皮脂を食らいにやってきたら炎症が引き起こされ、痛みを伴う赤ニキビとなるでしょう。そこで鼻をいじりすぎると、それが化膿して黄ニキビになるおそれもあります。

体の免疫力低下

体質、病気、ストレス、不摂生などの影響で、体の免疫力が低下すると肌トラブルが起きやすくなります。鼻の中も例外ではなく、荒れやすくなったり、細菌感染しやすくなったりしてしまいます。

例えば、人間関係で疲れを溜めている人、食事が不規則な人、栄養バランスが悪い人、睡眠をしっかりととれていない人、運動不足の人などは、体の免疫力の低下につながりやすい傾向にあると思います。

免疫力が低いと、ニキビやできものができやすくなるばかりでなく、一度できたら全然治らないという厄介な面もあります。これまでにあらゆるケアを打ってきたのに治らない場合は、ライフスタイルにこそ原因があるかもしれません。

気になったら皮膚科や耳鼻科へ

病院

鼻の中はとてもケアのしづらい部位です。下手に触ると悪化してしまうこともあるので、気になったら皮膚科や耳鼻科で診てもらうのが良いかなと思います。

皮膚科や耳鼻科では、必要に応じて軟膏を塗ってもらったり、飲み薬を処方されたり、外科的な施術を受けたりすることになるかと思います。アッサリ解決してしまう場合もあるかと思いますので、時間とお金を惜しまず、病院の力を頼ってしまいましょう!

もちろんですが、痛みを伴っていたり、「これ尋常じゃないな」といった場合は、早急に受診したほうが身のためかと思います。

「鼻の中は誰にも見られないから急がなくてもいいや」と考えがちですが、見えないところほど気を遣うことが大切です。それは、これからご紹介する対策・セルフケアでも言えます。是非進んでやってみてくださいね。

 なお、できものと言っても、ヘルペス、粉瘤(アテローム)、その他の疾患である可能性もある。ヘルペスの場合はヘルペスウイルスが原因。粉瘤は、白ニキビのようなものだが良性腫瘍で、肥大化することもある。いずれにせよ、鼻の中というのは自分ではなかなか確認しづらいため、確認できてもそこから判別していくのが難しい。皮膚科・耳鼻科を受診すればじれったい悩みを抱かずに済むので、気になったら即病院へ向かおう。

対策・セルフケア

少し数が多いですが、対策・セルフケアは以下のとおりです。

  • 爪を切り、手・指は清潔な状態に
  • 鼻の中のお掃除をきちんとやろう
  • たまに鼻洗浄をしよう
  • 鼻毛の処理は丁寧に
  • 鼻の中を過度にいじらない
  • 部屋の空気をきれいにしておこう
  • 心身共に健康的な生活を送ろう

では、一つずつ解説していきましょう。

爪を切り、手・指は清潔な状態に

手・指を清潔に

ケアをするときには、鼻の中をいじったり鼻の周辺を触ることになります。そのときに爪が長いと、粘膜を傷付けてしまい、そのわずかな隙間に雑菌が侵入して炎症を引き起こしてしまうことがあります。爪は短くしておきましょう。

また、手・指というのは思いのほか汚く、その手・指で肌を触ってしまうとそこに雑菌が付着します。

おにぎりを使った実験がありますが、手をささっと洗っただけの手で握ったおにぎりと、きちんと洗った手で握ったおにぎりとでは、その後に繁殖する雑菌の数は大きく異なってくるそうです。

まあ、実際人間はそんなに弱くないため「手は真剣に洗わなくても良い」と言う専門家もいますが、せめて汚くない状態は保っておきたいものですね。

鼻の中のお掃除をきちんとやろう

鼻の中だって皮脂がにじみ出ます。鼻水だって出て、鼻くそも溜まります。汚い状態にしておくと、鼻の中の毛穴に汚れが詰まったり、雑菌が湧く環境を作り上げてしまいます。

そのため、毎日きちんと鼻の中の掃除をやりましょう。指を思いっきり突っ込んで激しく鼻をほじる人がいますが、そうではなくて、綿棒などを使ってゆっくりと丁寧にぬぐうようにします。入浴時にやれば、湿ってケアしやすいかなと思います。

 鼻くそをほじくっているときに思わず力が入って鼻血が出てしまうことがある。むろんそうならないようにケアすべきだが、もしなってしまった場合は、慌てずに止血しよう。絶対に寝ころばず(鼻を心臓より高くするため)、座るなどしてリラックスし、ティッシュ等を鼻の穴にあて(軽く栓をして)、小鼻を軽くつまんでみよう。

たまに鼻洗浄をしよう

鼻の洗浄

特に花粉や黄砂の飛散がすさまじい時期に言えることですが、たまにやる「鼻うがい」は、鼻の中を清潔に保つ上でかなり有効です。慣れないと大変ですが、練習すればきっとできるようになると思います。

当方は昔、入浴時にシャワーを弱めにして、上を向きながらそのまま水道水を使って鼻うがいをしたことがあります。

が、その方法はおすすめできません。というのも、水道水だとまずツーンとして痛いです。それに、水道水には塩素が含まれているのでNG。また、上を向いてやると、失敗したときにむせ込みます。当方が昔やっていたのは無知な方法ですから、やらないようにしてください。

正しいやり方は、ネットで検索すると色々出てくると思います。興味があれば是非研究してみましょう。

一方で、鼻うがいでなくても、簡単に鼻洗浄をやる方法もあります。例えば「鼻洗浄機」を使うといった方法です。これも、興味がある方は是非調べてみてください。

 鼻うがいを含む鼻洗浄は、ニキビやできものの状態次第ではやらないほうが良い場合もある。気になる場合は医師に相談しよう。

鼻毛の処理は丁寧に

鼻毛が伸びてくると、それだけで不潔感があります。それでは印象が悪いため、多くの人が鼻毛処理を一生懸命にやります。当方も、鼻毛だけは敏感で、一本でも穴から顔を出していたら即座に切り落とします。

鼻毛を切るときも、注意が必要です。使うべきハサミは、必ず先が丸くなった専用のハサミを使うか、鼻毛カッターを使うことです。それでも傷が付いてしまうことがあるので、ゆっくりと丁寧に切るようにしましょう。当方は以前、失敗して血が出てきたことがあります。

また、鼻毛は切りすぎないようにするのもポイント。鼻毛には外からの異物を遮る働きがあります。そのため、あまり短く切りすぎてしまうと異物が入りやすくなり、中が汚れやすくなります。その上、気管などの呼吸器にも良くありません。

鼻の中を過度にいじらない

鼻の中のケアは、清潔感を保つためにも大切なことです。しかし、やりすぎは禁物。何度も鼻をほじったり、何度も洗浄したり、かゆいからといって何度も掻いたりすると、たとえ爪が短く指が清潔であっても良くないですね。

いじればいじるほど粘膜が傷付き、雑菌に侵されやすくなります。そのため、極力最小限のケアで済ませるようにしましょう。穴の中に指を突っ込む癖がある人も、よく気を付けるにしてくださいね。

あと、鼻のかみすぎも要注意ですね。

部屋の空気をきれいにしておこう

空気をきれいに

部屋の空気が汚いと、その分鼻の中が汚れやすくなります。普段過ごしている部屋の空気がきれいかどうか、今一度確認してみましょう。

もし「汚いなあ」と思ったら、空気清浄機を稼働させるなどしてクリーンな状態へ。寝具やカーペット、カーテンなどには塵や花粉などが付着しやすく、そこから空気中に舞うこともあります。そういったインテリアも定期的に掃除しましょう(掃除の際はマスクを忘れずに!)。

心身共に健康的な生活を送ろう

成長ホルモン

体の免疫力が低下してしまったら、どんなにケアをしていてもニキビ・できものなどができる確率は上がってしまいます。

まずは、日頃の食生活を見直してみてはいかがでしょうか。栄養のとれた食事ができているか、規則正しい時間にとっているか確認しましょう。ダイエット実行中の人は、そのやり方は本当に健康的ですか?

そして睡眠。これも大事ですね。もし睡眠の質が低いのであれば改善が必要です。詳しくは「寝不足はダメ!ニキビは睡眠と深くかかわっているんだよ!」の記事に書いてあるので、良かったらご覧ください。

ほか、ストレスもニキビやできものの大敵でしたね。ストレスに関してはなかなか対処しにくいキライがありますが、解消法に関しては「ストレスによるニキビの対策!少しでも楽に効果を出そう」の記事が参考になると思うので、やる気がある方はどうぞ!

とにかく、体の免疫力を高めたりあらゆる機能を整えるためには、心身共に健康的な生活を送ることが大切なのです。毎日ウォーキングをしたりして運動するのも、忘れてはならないタスクですね。

自然に治っていくこともある

鼻の中のニキビやできものは、別に病院にかからなくても自然に消えていくことも多いです。特に化膿を伴わない「毛皮炎」の場合は、鼻の中を清潔に保っておくだけで自然消滅するでしょう。

ただ、膿んだりして痛みがある場合や粉瘤である場合などは、なかなか治ってくれませんし、残ることもあります。

もし最初に「病院を受診しない」という選択をしたとして、その後しばらくして自然消滅すれば一件落着。自然消滅しなければ確実に皮膚科や耳鼻科で診てもらうべきでしょう。

それから、どんな場合でも、今回お伝えした対策・セルフケアというのは大切です。症状次第ではやれないものもあるかもしれませんが、基本として徹底してもらえたらと思います。

最後に、対策・セルフケアをもう一度並べておき、当記事を終わりにしたいと思います。

  • 爪を切り、手・指は清潔な状態に
  • 鼻の中のお掃除をきちんとやろう
  • たまに鼻洗浄をしよう
  • 鼻毛の処理は丁寧に
  • 鼻の中を過度にいじらない
  • 部屋の空気をきれいにしておこう
  • 心身共に健康的な生活を送ろう

以上です。とにかく、「やさしく」「きれいに」・・・ということですね!


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