当方がコスメの成分解析・分析サイトをアテにしない理由

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コスメの成分解析・分析サイトを信用しない

今は大変便利な時代ですね。気になったことがあったら、インターネットで色々な情報を簡単に入手することができます。

化粧品などのコスメ、シャンプーなどに関しても同様で、「安全性はどうかな?」「どんな評判があるのかな?」と疑問に思ったときは、その時点ですぐに調べることができます。

すると意外な記述を見かけたりしますよね。良いと思い込んでいた物が、実は使わないほうが良かった物だった…など。昔はネットなんてなかったので、そういうことはなかなか知り得ない時代でした。

今は、コスメの成分を解析・分析するサイトもいくつか存在しています。頼りにしている人も少なくないと思いますが、実は気になる点があるのです。それにより、当方はあまりアテにしていません。詳しくは以下にてお伝えしていきましょう。

解析系サイトの長所と短所

先に言っておきますと、そういったサイトを全否定するつもりはありません。うまく活用すれば、何かしらの役に立つことに間違いはありませんし、多くの人が活用しているはずです。そこだけはどうか誤解なきようにお願いします。

でも、ここで長所と短所をおさえておいてはいかがでしょうか。両面を知ってこそ、賢くサイトを活用できるようになると当方は考えています。

長所

長所

  • どんな成分が入っているかがまとめられていて、把握しやすい。
  • 成分 “ そのもの ” の特徴・安全性を知ることができる。

コスメの解析系サイトでは、多くの場合、配合されている成分に着目して、そのコスメが安全か否か、また刺激性はどうか、オススメできるか…などを判断しジャッジしています。

「○○という化粧品には、植物性由来の成分が…」、「保湿成分の△△が入っていて…」、「界面活性剤が入っているから刺激性あり」、「××効果とうたっている化粧品のようだが、□□が入っているため…」、「…だから星5つ」という感じで語られています。

実に多くのネットユーザーが、そういったサイトを信じていることでしょう。専門用語がある程度散りばめられ一応理論的に述べられているので、自分の頭で考えることが面倒な人にとっては、大変為になるサイトかと思います。

また、成分比較表なんかは、「一体どんな成分が使われているのかな?」といった興味を持つ人にとって、面白い資料とも言えますね。

短所

短所

  • 成分の配合量・割合までは分らず、本当に良いか悪いかまではジャッジできない。

「長所」の項で書いたように、成分自体の特徴や安全性というものは、解析系サイトで知ることができ、とても参考になると思います。当方も、そういう面で活用することがあります。

しかし、そういったサイトには重要なことが欠けています。そう、成分の配合量です。基本的に、化粧品の成分は多い順に表記されている(医薬部外品は有効成分を優先表示可能)のですが、細かい割合までは分かりません。

「なんだ、そんなことか~」と思ったら大間違いで、この配合量によって、効果、刺激性、安全性、毒性といったものは大きく変わってくるのです。

例えば、とあるコスメXに防腐剤Aという成分が配合されているとします。しかも、その防腐剤Aは肌にあまり良くないとされているとしましょう。

解析系サイトでは、おそらく「防腐剤Aが入っているため、肌への刺激性が懸念される」と説明が為されます。すると、実に多くの人が、「じゃあこのコスメはやめておこう…」と考えてしまうはずです。

ところが、防腐剤Aは、配合量をおさえることでほぼ無害となるばかりか、中身を腐らせないといった大きな役割を果たしているのです。もし防腐剤Aが無配合であれば、そのコスメは早々腐ったかもしれません。

細菌のわいた腐った化粧水なんて使えませんね。それこそ有害です。そういうのを阻止するために、防腐剤Aが配合されていたりするのです。別の成分も同じで、他の成分とバランス良く組み合わせることで、弱みを補ったり効果を発揮したりするのです。

よって、成分 “ 一つひとつ ” の良し悪しが分かっても、それを「そのコスメ=良いor悪い」といった理屈につなげることは困難なのです。

だから、当方は解析系サイトをアテにしてコスメを選んだりはしません。自分が使ってみて「良い」と思ったものが良いのです。他人に合うかどうかは分からなくても、おすすめするときは「良い」と思ったものしかおすすめしません。

 成分の配合量・割合は、メーカーが公開していることもあるだろうが、ほとんどは非公開。なぜならば、それこそ “ 企業秘密 ” にあたるためだ。だから、そのメーカーの従事者でない限り、そこのコスメが良いか悪いかだなんて、たやすくジャッジできないはずなのだ。もちろん、成分表示だけで「こんな感じの使用感かな」という目星は付けることはできるが、肌に合うか合わないかなんていうのは、実際に使ってみないことには分からない(それも継続的に、だ)。したがって、解析系サイトなどに書いてある理屈が正しいとしても、「どんな成分が入っているのか」を知るための道具として参考する程度にとどめるのが良いと思う。そのサイトを見て「じゃあコレ買うのやーめよ!」「5つ星でオススメされてるコッチを買ーおう!」となるのは全くもってナンセンスだと、当方は考えている。

当方があてにしない3つの理由

当方が解析系サイトをあてにしない理由は、ずばり以下の3つです。

  • 重要である成分配合量・割合が分からないから
  • 現実主義だから
  • 人間の肌質は、100人いれば100通りだから

これはあくまで当方の場合ですから、「必ずこう考えるべきだ」というわけではありません。

では、ひとつずつ解説していきましょう。

重要である成分配合量・割合が分からないから

成分量・割合

これは先述の「短所」の項で述べたとおりですが、成分の配合量や割合というのは、そのコスメの効力を推し量る上で実に重要なエレメントです。これが分からないことには、正確にジャッジすることはできないでしょう。

よって、当方が解析サイトを見ることで、「これはダメらしいからやめておこう」「こっちは高評価になっているからコレしか選ばない」というような思いに至ることはありません。

たしかに成分 “ ごと ” の良し悪しの参考にはなりますが、当方はそれ以上の活用はしないことにしています。

ここで「成分量・割合が分かるサイトはないの?」と思った方もいるでしょう。たしかに、そこまで分かれば嬉しいですよね。しかし、(先述したように)それは企業秘密であることがほとんどです。知ろうにも知れないので、諦めるしかありません。

 中には、テクスチャーや使用感などから成分の割合を導き出そうとしている人もいるかもしれないが、正直なところ、それだけで導き出すのは不可能に等しいと思う。代用成分の使用や配合の仕方次第で、テクスチャーや使用感はいくらでも操作できてしまうはずなのだ。消費者の中には、本当に実験器具・機器を用いて成分を調べている変わり物もいるかもしれないが、それには専門的知識が必要であるし、時間もお金もかかってくる。論文を書いて世の化粧品世界の質向上に貢献するための研究であればぜひとも進んでやっていただきたいが、そうでないなら、時間や労力・お金の消費ばかりであまり大きなメリットが無いように思える。…と、少し話が逸れたが、成分量・割合に関しては、消費者には知れないものだと思っておこう。

現実主義だから

当方は、元々現実主義です。理論は大切で必要不可欠なものですが、「実際に行動に移してみないことには意味がない」と考えています。

当方は、なるべく先に行動し、その結果を受けて理論を考えるようにしています(まあケースによっては逆のこともあります)。解析系サイトのみならず、口コミもあまり活用しません。自分自身で使ってみて、改めて「良い」と思えば「良い」、「悪い」と思えば「悪い」というわけです。

解析系サイトに関してはいざ知らず、口コミの場合、メーカー関係者のサクラがやたらべた褒めしていたり、ライバルメーカーのサクラがやたら批判していることがあります。そのため、口コミに関しても参考の参考程度にとどめているのです。

ただ、Twitterなどで流れる個人的な感想などはアテにすることがあります。それでもメーカー関係者である可能性がありますが、そこまで気にしていたら埒(らち)が明かないので、その辺は割り切ることにしています(もちろん、サクラかどうか嗅ぎ分ける嗅覚の向上にも努めています)

人間の肌質は、100人いれば100通りだから

100人いれば100通り

サイトでどうジャッジされていようが、口コミでどう評判されていようが、内容が万人にとって正しいとは限りません。人間の肌質は皆違い、Aさんなら調子が良くてもBさんなら調子が悪い、というコスメも存在するはずです。

100人いれば100通りの結果があります。「乾燥肌」だとか「敏感肌」だとか「脂性肌」だとか大きくカテゴライズできても、細かく見れば肌質は皆違い、感じ得る効果・使用感や相性というのは異なります。そもそも、使用癖や生活環境すら違います。

「まずは使ってみるが早い!」ということです。頭でウジウジ考えていても、結局は “ 机上の空論 ” となってしまうので、気になったコスメさえあれば、(金銭的な面で考えるだけして)早々に試してみるようにしています。 

 ただ、何でもかんでも試せば良いというものでもない。スーパーなどの化粧品コーナーでも、たまに気になる化粧品があるが、あまりに価格が安いとさすがに怪しく思える。逆に、やたら高い高級ブランドなら問題ないということもないだろう(たしかにアタリの確率は上がるが)。肌に塗る物である以上合う合わないがあるし、多くの人が異常を来してしまった化粧品がニュースになることも稀にある。そのため、日頃から自分に合いそうな化粧品傾向を把握しておくべきだし、最新のニュースにも目を向けておきたいところだ。だがまあ、ほとんどの化粧品が問題ないのも事実だろう。むしろ、解析系サイトで低評価を得ているものでも自分に合うことがあるし、逆に高評価でも合わないものがある。当方は過去にあった。それはシャンプーだったが、解析系サイトでは最低レベルの評価だったにもかかわらず、洗い心地、洗い上げ感、刺激性、消臭性など、どれもが自分にとってクリアしていたのだ。かゆみもニオイもなく、ハリやコシも出て、別の女性に「どんなシャンプー使っているの?」とジェラシーを抱かせてしまったほどだ、というのはここだけの話。ただ、年齢によって肌質は変わるもので、本当に若い頃はそのシャンプーで良かったが、今は違うものを使っている。歳を重ねるにしたがい、その時分時分の自分の肌に最も合うものを見つけるように努めていったつもりだし、これからもそうでありたいと思っている。

 

今回のお話は以上で終わりにしたいと思います。色々くどくどと書いてしまいましたが、何はともあれ、サイトをどう活用しようが、それは個人個人の自由です。今回はあくまで “ 当方の場合 ” のお話なので、そのつもりで把握していただければと思います。

それから、コスメに頼りたい気持ちは痛いほどよく分かりますし、歳を重ねてきたら必ずコスメを活用してケアをしていくべきです。でも、日頃の食生活や睡眠の質などが、健康や美容に大きく関わっていることも忘れてはなりませんね。

外面、そして内面。この両面からきちんとケアできてこそ、健康的で美しい肌を手に入れることができるのです。ケアは大変ですが、地道に楽しんでやっていきましょう!

 
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