冬の乾燥テカリにご用心!対策は何と言っても保湿が第一

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冬の汗と皮脂

冬になると空気が激しく乾燥して、肌はとんでもないことになりますよね。カサカサガサガサ、パリパリピキピキ。ひび割れた大地のように、乾燥被害は拡大していきます。

でも、おかしな現象も起こりえます。空気がカラカラに乾燥しているのにもかかわらず、なぜか皮脂が噴き出してきてテカリが目立つ。そう、あたかも脂性肌のような状態になることがあるのです。

脂性肌「のような」と書きましたが、ええ、それは紛れもなく「脂性肌」です。が、もっと正確に言うと「乾燥性脂性肌」というものです。「私は乾燥肌のはずなのに」ですって?はい、それでもテカることがあります。

今回はその話をしましょう。冬の「乾燥性脂性肌」の原因や、そのテカリを防止するための対策をお伝えします。

乾燥してるのにテカリが発生?

「乾燥とテカリは縁もゆかりもない!」

そう信じて疑わない人は、想像以上に多いものです。しかし逆なのですね。乾燥とテカリは密接に関係しています。パッと見は「脂性肌」の人でも、成人女性の8割くらいは「乾燥性脂性肌」なのですね。

 「乾燥性脂性肌」は、「脂性肌」という言葉が入っているものの実質的には「乾燥肌」だ。そのため、「オイリードライ」といったり「油性乾燥肌」といった表現もある。いずれも言い方が違うだけで意味は同じだ。「乾燥性脂性肌」か本当の「脂性肌」かの見分け方で迷いがある人は、「乾燥肌か脂性肌かあなたはどっち?違いと見分け方のまとめ」の記事を参考にしてほしい。

本当は乾燥肌にもかかわらずテカリが生じてしまうのは、以下の原因が考えられます。

  • 肌の自己防衛
  • 冬の気候、低温による乾燥悪化
  • 保湿を過剰にやっている

冬では、主にこの2つが大きな原因として挙げられるかと思います。では、ひとつずつ解説していきましょう。

肌の自己防衛

記事「乾燥肌なのに脂性でテカる!5つの対策と化粧水の選び方」に詳しく書いてありますが、肌は、自分を一生懸命乾燥から守ろうとして皮脂バリアを出します。要は、SOSシグナルのようなものですね。

もちろん、それは緊急的な反応なので、それで乾燥肌が改善するようなことはありません。

「皮脂コントロールが乱れている」といった考え方もできますので、むしろ肌の状態はますます悪化していく可能性のほうが高いですね。そのまま放置すれば敏感肌にもなったりして、春にも深く悩まされることになります。

冬の気候、低温による乾燥悪化

冬の低温

冬、太平洋側(特に関東)では、地形による影響で空気中の水分が減るため、空気が非常に乾燥します(日本海側は湿っぽくなる傾向にあります)。が、空気の湿度だけが乾燥肌に関係しているわけではありません。

気温が低下することでも、肌の乾燥度は悪化していきます。

体は、冷えると代謝が悪くなり、その分肌の機能低下を招きます。すると乾燥肌がどんどん乾燥に食われていきます。その結果敏感肌となり、カオス状態になって皮脂がブワッと出ることもあるでしょう。何とも悲惨な状態ですね。

こういったことから、冬の乾燥肌はとても酷くなるのです。そして肌は自分を守ろうと皮脂をしぼり出し、顔などにテカリが現れます。

 この手の話を色々調べていると、「飽和水蒸気量」(1立方メートルの空気中に含むことのできる水蒸気量)のことが取り上げられていることがある。それ自体はまだ良いが、「低温になると飽和水蒸気量が小さくなるため湿度が下がる」と書いてあるサイトもあり、当方は驚きを隠せなかった。むしろ逆で、“同じ水分量であれば”低温のほうが湿度は上がるのだ。小さいコップに入った水と、大きいコップに入った同量の水だと、どちらが水分の占める割合が大きいだろうか?そういうことだ。だがなぜ冬は湿度が低くなるのか。それは単純に、気候的に空気中の水分量が減るためだ(太平洋側)。先入観で判断しないようにしたい。

保湿を過剰にやっている

保湿しすぎ

冬のように乾燥の気になる時期だと、保湿を入念にやりたくなるものです。もちろん、保湿は大変重要なスキンケアなので、欠かさずに続けていくべきでしょう。

でも、保湿に使った化粧品がテカリの原因となっているということは考えられないでしょうか?油分の多いものだと、よくテカることがありますね。

また、実は「過保護」による肌機能低下という可能性もあります。あまり聞いたことはないと思いますが、必要以上の保湿を続けていると、肌が自分で自分を整える力(自活力)が下がってしまうことがあるようです。そのせいでしょうか、うっかり乾燥を招いたときにテカリが生じることがあるような気がします。

その線引きは難しいですが、「そういうこともあるかも」と頭の片隅に置いておくと良いと思います。でも、保湿は大切なので続けていましょう!というのが当方の持論ですね。

テカリ防止対策

テカリ対策

さて、ここからテカリを防止するための対策をお伝えします。もう一度原因をおさらいすると、

  • 肌の自己防衛
  • 気候、低温による乾燥悪化
  • 保湿をしすぎている

これらをクリアするためには、次の対策を実行してみましょう。

  • 効率の良い保湿をしっかりと行う
  • 部屋を適切な湿度にする
  • 防寒・防乾対策をする

では、ひとつずつ解説していきましょう。

効率の良い保湿をしっかりと行う

「効率の良い」というと少し大袈裟な感じがしますが、要は、ある程度良質な化粧品を使って、ノーマルにスキンケアをしていきましょう、ということです。手を抜くこともなく、血眼になってケアすることもなく、やるべきことをたんたんと・・・。

「乾燥性脂性肌」でテカリが目立つと、どうしても「保湿をしてもいいのだろうか」と気になってしまうことと思います。でも、自信を持って保湿をしてください。大丈夫です。保湿は基本なのです。

特に冬は敏感肌にも陥りやすいため、化粧水や美容液に加えて保湿クリームまでしっかりと塗ってみましょう。主に朝と晩(睡眠前)。プラス一回くらい、乾燥が気になったときにやってみると良いかもしれませんね。

それ用の基礎化粧品ですが、当方はdecenciaの「アヤナス」をおすすめしています。しっとりとした使い心地と安心のバリア力が魅力的なコスメかと思います。検討してみてはどうでしょうか。

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部屋を適切な湿度にする

先ほども言ったように、関東を中心とした太平洋側では大変空気が乾燥します。部屋の中も容赦なく乾燥します。エアコンやストーブなどの暖房器具を使うことで、ますます乾燥は激しくなりがちです。

冬は加湿器が必須です。肌に良いと言われる湿度が60%くらいなので、そのくらいを目安に設定し、部屋の湿度を調整するようにしましょう。

 「飽和水蒸気量」(1立方メートルの空気中に含むことのできる水蒸気量)は、温度が高くなるほど大きくなる。小さいコップに入っている100ccの水を大きいコップに移し替えると水分の割合は小さくなるが、これと同様のことが、同水分量という条件下で温度が高くなると起きる。つまり、湿度は下がるのだ。そのため、加湿しない(=水分量を増やさない)まま暖房を効かせた部屋の空気乾燥は、大変凄まじいことになるのだ。過去に、寒い外から室内に入ったときに皮脂がいきなり噴出したことがあるが、もしかしたらその低湿度が影響していたように思う。

工夫次第では色々できると思います。当方が子供の頃は、ストーブの上に水を入れたヤカンを置いていました。また現在でも、鍋料理とかをしてダイニングを加湿したり、シャワールームからの蒸気を誘導したりと、冬には色々やっています。

やり過ぎてカビだけ生えないようにだけ注意したいところですね。

防寒・防乾対策をする

低温によって体が冷え、肌機能の乱れ・敏感肌を来すことがあります。そのため、いかに体を冷やさないか?というのも、健康や美容の観点では大切なことですね。

首にはマフラーを巻いたり、コートを羽織ったりする以外にも、睡眠時の寝冷えを防ぐ工夫も必要です。暖房機器や加湿器をONにして、布団も温かい素材のものを使いましょう。

顔に関して言えば、マスクもなかなか良いと思います。自分の鼻や口から出る蒸気で温かく感じるし、乾燥も防げますね。たとえノーメイクでもそれを隠せるので一石何鳥だというのでしょう!(でも手抜きはいけません)

 「薄着をすると健康に良い」といった話を聞いたことはないだろうか。これは一理あって、体をわざと冷えやすくすることで、自然に備わっている代謝の反応力を敏感にすることができるようだ。保育園や小学校などで薄着教育をしているところも少なくないが、強い体にするには非常にナチュラルな方法だ。だが、やり過ぎは危ないかもしれない。薄着をする場合は、極端に体が冷えないようにする必要はあるだろう。薄着が良いからといって冬の氷点下で下着一枚では、いくら丈夫な人でも体調を崩しかねない。これは容易に想像できるはずだ。

これはやらないようにしよう!

良かれと思いこんでやってしまう、誤った対策というのがあります。それは以下のとおりです。

  • 洗顔のしすぎ
  • 皮脂の拭き取りすぎ
  • 暖房を効かせすぎ
  • 加湿のしすぎ

この4つです。これらには細心の注意が必要です。

洗顔のしすぎ

洗顔のしすぎ

洗顔は、肌を清浄にし、ニキビの発生を防いだり、化粧水が浸透しやすいようにしたりするために必要なスキンケアです。だから欠かすことはできません。

しかし、テカリが気になるとどうしても洗顔を一生懸命にやってしまいがち。日頃からメイクをしている人だとあまりそういうことはないかもしれませんが、洗顔時に何度も繰り返し洗ってしまったり、強く洗ってしまったり、ということはないでしょうか。

冬の乾燥テカリは、先ほど「乾燥性脂性肌」だと説明しました。つまり、肌には潤いが無い状態です。そこで洗顔をしすぎてしまうと、乾燥肌はさらに悪化の一途をたどることになります。

洗顔をする際は、朝と晩の1回ずつにするなどして、回数を最小限にしましょう。W洗顔も、可能な範囲で避けられると良いですね。

さらに言うと、洗浄力を持ちつつも、低刺激タイプでうるおい成分入りの洗顔料を使うことをおすすめします。弱アルカリ性が良いとか弱酸性が良いとかありますが、当方は「あまり気にしないで良い」と考えています。

特に冬は洗顔によるツッパリや乾燥が著しくなるので、なるべく早く保湿のスキンケアをするように心がけてみましょう。

皮脂の拭き取りすぎ

テカリが気になる人がやってしまいがちな対策のひとつですね。油取り紙やティッシュを使って、何度も顔の皮脂を拭き取ってしまうのもNG行為です。

「ダメ」とは言えませんが、できることなら避けておくべきかと思います。

ただ、どうしても皮脂が噴き出して仕方がないときがあるでしょう。そういうときは、タオルハンカチなどでそっと抑える程度にしておきましょう。

暖房を効かせすぎ

暖房の掛け過ぎ

暖房を効かせすぎると、「飽和水蒸気量」の関係で湿度が下がります。また、外気温との差が大きくなり、自律神経の働きが乱れ、体の健康・美容に影響することがあります。

環境省のサイトには以下の記述がありました。

環境省では平成17年度から、冬の地球温暖化対策の一つとして、暖房時の室温20℃で心地良く過ごすことのできるライフスタイル「WARM BIZ」(ウォームビズ)を推進しています。

引用元:環境省

ここに、「室温20℃」とありますが、環境だけでなく健康・美容のためにも、そのくらいが適切なのではないかと当方は考えています。

「それでは寒くないか」といった声もあると思いますが、「ウォームビズ」ですから、しっかりと着るものを着て過ごすようにすることが大切ですね。

加湿のしすぎ

「乾燥は大敵だ!」と意気込んで加湿をしすぎるのも、また問題がはらんでいます。

部屋の湿度は、肌のためには60%前後が良いので、これより高くしないほうが良いでしょう。高くすると、かえって息苦しくなったり、ベッドやカーテンにカビが生えやすくなったりします。

暖房を効かせすぎて加湿もしすぎると、今度は汗も出やすくなります。するとせっかくケアで塗った保湿成分も流れてしまったりするので、60%の湿度を保つようにしましょう。

鬱っぽくなりやすい冬は、日光浴も大切!

日光

冬というのは、どうも鬱っぽくなりやすいものです。日が短いせいでしょうか。ストレスや疲れもたまり、健康にも美容にもよろしくありませんね。

だからこそ、積極的に外へ出て、日向ぼっこをしてみましょう。日焼け対策だけはして「日光浴」を楽しむのです。以下のような研究結果があります。

両手・顔を晴天日の太陽光に露出したと仮定した場合、紫外線の弱い冬の12月の正午では、那覇で8分、つくばでは22分の日光浴で必要量のビタミンDを生成することができるものの、緯度の高い札幌では、つくばの3倍以上の76分日光浴をしないと必要量のビタミンDを生成しないことが判りました。

引用元:国立環境研究所

ビタミンDというのは、体の生命力を維持するために必要な栄養素です。骨を丈夫にしたり、免疫力を高めたり、炎症を治りやすくしたり、ガンの発生率の低下につながるとも言われています。

女性の多くは日光を忌み嫌いますが、健康づくりのためにも、冬は日光浴をしてみてはいかがでしょうか。

では最後に、上のほうでお伝えした、冬のテカリ防止の対策を再度まとめておきましょう。

  • 効率の良い保湿をしっかりと行う
  • 部屋を適切な湿度にする
  • 防寒・防乾対策をする

以上です。別記事「乾燥肌なのに脂性でテカる!5つの対策と化粧水の選び方」では、もう少し毛を生やした対策が書いてあるので、興味がありましたら是非ご覧ください。

 
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