肌に何もつけないのが良いらしい?!その効果はいかに・・・

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肌に何もつけない

書店でとある美容書籍を立ち読みしていたら、そこに驚愕の内容が書いてありました。

「肌には何もつけないほうが良い」
「化粧水等の基礎化粧品は本来は必要ない」

つまり、肌本来の力を信じ、グッとこらえてスキンケアをストップさせよう!ということです。

皮膚科専門医が書いていたので、まず間違いではないはずです。女性の皆さんも、できることならスキンケアなんてせずに肌の調子を整えていきたいですよね。そのほうが経済的ですし時間に余裕もできますから。

でも、「論より証拠」というわけで、当方の経験をもとに、その効果についてお伝えしてみたいと思います。

「肌に何もつけない」とは

最近「肌断食(はだだんじき)」という言葉をよく聞きます。要は、洗顔は湯だけで行い、その後の基礎ケアもやめ、スッピンで過ごすわけです。

肌断食では、ケアやメイクのしすぎで疲れてしまった肌を休ませてあげ、肌本来が持つ自活力を高める(つまり化粧品に依存しない肌を取り戻す)ことを目的としています。

でも、肌断食は勇気が必要で、また根気・忍耐もなければ失敗に終わるというオチ。成功すれば肌本来の力で肌が整いますが、失敗すれば、肌のトラブル・不調、そして老化などを加速させてしまいかねません。

そのため、肌断食と言っても、基礎化粧品だけを厳選してシンプルに使い、メイクもかなり軽めに仕上げるといった肌断食 “ もどき ” のほうが、まだ叶えやすく、実行している人も比較的多いかと思います。

ただ今回の「肌に何もつけない」は、肌断食もどきではなく、まさしく本来の肌断食を意味します。

それは、まだ高校生だった頃

高校

当方がまだ高校生だった頃、恥ずかしながら美容に関しては無頓着で、勉強ばかりしていました。

朝は補習(0時限目)があったり小テストがあったりし、午後は部活動。部活動を引退してからの業後は受験対策の補習。宿題も予習も多く、生半可な予習をしようものなら「いい加減にしろ?君のは三流の予習だよ」と先生から冷たく罵られて晒し者にされ・・・。

学園ドラマに出てくるような恋愛は全く無く、「勉強」や「受験戦争」こそ、わが青春の代名詞でした。「私スゴイでしょ?」という自慢に聞こえてしまうかもしれませんが、そんなつもりは一切ありません。

とにかくこなさなければいけない課題が多く、ご飯も風呂も手短に済ませ、スキンケアやヘアケアなんてこれっぽっちもやりませんでした。「そんな時間に割くくらいなら、とにかく勉強!」でした。

そのためか、友達も地味な人ばかりでしたね。でも最近、電車で遥か年下の後輩を見かけたとき、ちょっとは現代風・・・といいますか、オシャレが洗練されてきているように思いました。これも時代なのでしょうか。

高校時代、ケアというケアをしていなかった

ここで、当時の風呂での過ごし方や日々のスキンケアについて、少しだけクローズアップしてみようと思います。

スキンケアなんて、これっぽっちも興味なし

受験勉強

受験のことで頭がいっぱいだったため、スキンケアのスの字も頭に思い浮かびませんでした。

電車内にいた他校の生徒を見て「あの子、オシャレしてるな~」と思ったことはありますが、その直後「高校生なんだからオシャレなんかせず、勉強しろよ!」と心の中でつぶやいたりしていました。

中学時代から勉強ばかりやっていたためか、自分の頭は完全に洗脳されていました。

洗顔は基本的にやらず、良くて水洗顔。たまに(半年に1,2回くらい)スペシャルケアとして、親の洗顔料を泡立てもせずに直塗りで使ったことはあります。

化粧水なんてもってのほか。日焼け止めも下地も全く塗りませんでした。美容雑誌も読んだことがなく、携帯電話もパソコンも持っていなかったため、当然サイトを閲覧することもなかったです(そもそもインターネット自体発展途上な時代でした)。

入浴時、洗顔なんてせずシャンプーのみ

今は、入浴時にはきちんと頭皮・髪や顔を洗っていますが、高校生だった頃は、洗顔なんて全くせず、市販のシャンプーで洗髪だけをしていました。

リンス(トリートメント)を使っていた時期もありますが、確たる理由があったわけではなく、「シャンプーとリンスは1セットであるほうが自然」と漠然と思い込んでいただけです。

メイクはもちろん、保湿も日焼け止めも全く塗らなかったわけですから、クレンジングも不必要。風呂での洗顔は特にやらず、強いて言うなら、頭から垂れてきたわずかなシャンプーで行っていたような形です。

高校時代から大学時代、そしてその後

恋

高校3年くらいになって、後輩に恋心を抱いてしまいました。その人と接する機会は全くありませんでしたが、帰りの電車をズラして一緒の車両に乗って帰った(会話はなく、ただ見ていただけだった)こともあるくらい、恋に落ちていました。

その頃くらいからでしょうか、以前にも増して、勉強に熱が入るようになりました。その人と話せない鬱憤を、勉強にぶつけていた気がします。

と同時に、少しだけオシャレにも目覚めるようになってきました。いや、目覚めるというか、その前段階です。親が使っていた微香性のヘアウォーターを頭にかけたりするようになりました。また、親が懸賞か何かで手に入れた香水を、ほんのわずかにつけて登校したこともあります。

高校では自分のキャラクターが確立されてしまっていたので、思い切ったオシャレはできませんでしたが、大学生になってからは思いっきり羽を伸ばしました。

とは言っても、洗顔やヘアスタイリングを始めた程度です。化粧水もメイクも、まだまだ未知なる世界でした。

スキンケアなんてしなくても肌の調子は良かった(過去形)

若かったからなのでしょう。高校生の頃から大学生にかけて、スキンケアというものを全然してこなかったわけですが、肌の調子は悪くなく、ニキビに悩まされた経験もありません(脂質の多い物をよく食べていたにもかかわらず)。

ただ無頓着ゆえに気付いていなかっただけなのかもしれませんが、今になって当時の写真等見てみても、現在の自分よりも肌がピチピチしていて、やはり若々しいです。

要は肌断食を遂行していたわけですが、その良き効果が現れていたのです。いや、単なる若さゆえの代物だったかもしれませんが、肌断食をして肌が荒れてしまった、ということは一切なかったわけです。

余計なものをつけず、洗顔もまともにせず・・・。そういった、手抜きもいいところの手抜きこそが、肌そのものの働きを促していたようにも思えます。

ところが、それはあくまで「過去形」です。

大学時代はスキンケアなんてしなくても肌の調子が良かったため、まわりの女性たちがしていただろう保湿ケアは、全然せずに済みました。「化粧水なんてウソウソ!」と考えていたくらいです。

大学卒業後も、何年かは肌断食が続きました。子どもの頃からそれで来ていたので、何も不安なんてありませんでした。

されど、時は来たれり

時は来たれり

20代も半ばになってくると、肌のくすみや暗い印象が気になるようになり、吹き出物も出やすくなってきました。目尻のシワの数も少し増え、次第にキメも粗っぽくなり、全体的にドヨ~ンとした感じの顔になってきたのです。

数年前に撮った写真で顔を比べてみると、明らかに印象が違っていました。親からも、数年前の顔を指さして「この頃はまだ若い感じだね」と言ってきました。

それがショックで、インターネットを活用して美容情報を色々読んでみました。そこで見たのが、「人間は20歳くらいから老け出す」「化粧品を使って、なるべく早くケアしていこう」といった内容でした。

よく分からなくても、とにかくスキンケア

それまで美容に関してはあまり興味がなく、自然に耳や目に入ってきた情報だけでなんとなく知ったつもりでいたのですが、いざインターネットで調べてみると知らないことだらけでびっくりしました。

今になっては情報を分別できるようになってきましたが、当時は何でもかんでも信じ、とにかく「化粧水をたっぷり塗る」ということを実行すべく、ドラッグストアで化粧水を買って使ったりしました。

それからというもの、これまで眠っていた美意識がますます覚醒し、化粧水や美容液、そして乳液やクリームの知識も増えていき、やがては美容院でヘッドスパを受けたり、エステサロンでケアしてもらうようにもなりました。

現在、肌の調子は良好

今は、油っこい食べ物を控え、クレンジング・洗顔、そして化粧水・美容液、乳液やクリームを使ったケアをきちんとやっています。たまにエステに行って、自分に合った美容情報を収穫しています。

メイクに関しては、下地を塗ることはありますが、元々メイクをしないことに慣れているためそれだけです。

結果として、肌の調子は良好です。毛穴が少し気になりますが、異常はありません。ほんのたまにニキビが顔を出すことがありますが、たいていすぐに消えます。

仕事の関係でバッチリメイクしたことがありますが、そのときにはなかなかうまく塗れず、またクレンジングも入念にやらなければならず面倒。そして肌がカサカサしてしまい、あまり良い気分ではありませんでした。

結局、肌断食は効果あり?

さて、ここからが本題です。

肌断食、つまり肌に何もつけないというのは、果たして効果ありなのでしょうか効果なしなのでしょうか。

「効果あり」とは言えるが、年齢には勝てない!?

肌断食は効果あり?なし?

・・・結論を先に言えば、効果ありとも言えるし効果なしとも言えます。

少なくとも、当方の経験談からは、効果ありかなしかは断言できません。ただ推測できるのは、まだ若い年齢であれば、肌断食をしても肌荒れはしない。それどころか肌の調子が良くなるかもしれない、ということです。

実際、皮膚科専門医にも肌断食をおすすめしている人がいます。ネット上でも、肌断食に成功したという人もいます。そのため、肌断食にはある程度の期待値があると捉えることができます。

しかし、(個人差はあれど)人間は20歳頃から老化が進み、30歳くらいからは加速していきます。そんなとき、肌断食をして肌の自活力を高めても、その本来の力さえもが衰えていくわけですから、スキンケアは必要不可欠になります。

肌は、体・肌本来の力で潤うのが9割、スキンケアで潤うのが1割といった意見があります。それが正しいとすれば、ただでさえ1割 “ も ” 効果があるのです。「1億円の1割は1000万円」と考えると、1割は決して少なくないことが分かりますね。

でも実際は、その9割分が加齢とともに次第に衰えるわけです。ということは、よほど若々しい体質を保っていない限り、肌断食は大きなリスクを負ったものと言えます。

化粧品に依存しない、セミ肌断食を!

先述の理由から、完全な肌断食はやめたほうが良いでしょう。肌に何もつけずにして肌が整うのは、肌の自活力がまだあまり衰えていない若者だけです。若者は、たしかにあれこれ塗るより、何も塗らないほうが良いでしょう。

20代半ばを過ぎてきた人は、肌断食ではなく、肌断食もどきともいえる「セミ肌断食」を実行するのがベストだと思います。

セミ肌断食というのは当方が勝手に付けた名前ですが、要は、肌断食が良いというコンセプトに立ちながらも、年齢に応じたケアを行っていくことをいいます。なお、蝉は関係ありません(笑)

セミ肌断食の内容

セミ肌断食

もっと砕いて言えば、「化粧品に頼り切ることなくなるべく自活力で肌を整え、年齢に見合った化粧品を “ 補助的に ” 使っていきましょう!」ということです。むろんメイクも必要最低限にし、可能ならノーメイクで過ごすわけです。

先ほど述べませんでしたが、エステに初めて行ったとき、実はまだまともに保湿ケアをしておらず、エステティシャンから「乾燥していますね。典型的な女性肌です」と指摘されてしまいました。それからは、水分でうるおわせて油分で閉じ込めるケアを絶えずするようになりました。

セミ肌断食では、クレンジング・洗顔はもちろんのこと、上記のような保水・保湿ケアを行います。が、あれもこれもとコスメを使いまくることは一切なく、また一日に何度も行うこともなく、朝・晩コンスタントに行うのみです。

さらに、肌の調子に合わせて、化粧水・クリームなどを使う割合を変えます。オールインワンタイプの化粧品だとそれが難しいですが、別個になっているものであれば、微調整しながら使うことができますね。

そして何と言っても大事なのは、食生活と睡眠生活、ストレス解消、運動などなど、身体そのものの健康度を高めて維持するタスク。これぞセミ肌断食の根幹を成し、絶対に見逃してはならないところです。

なにも「セミ肌断食!」と気取ることはありません。生活を整えることは、スキンケアの中でも重要な常識であるはずです。ほかの記事でも、腐るほどお伝えしていることです。生活が乱れたままでは、どんな化粧品を使っても効果が半減します。

 化粧品に依存してしまうと、いざ肌トラブルが起きて使用中止となった際にどうしたら良いか分からず、路頭に迷うことになってしまうことになる。それはつまり、親の脛(すね)をかじり続けてきたアダルトチルドレンのようなものだ。ある日突然親がパッタリ逝ってしまうと、途端に何もできなくなってしまうわけだ。自立心があればまだしも、依存者にはそういう心さえ持っていない人も多いだろう。化粧品依存も同様だ。化粧品に依存しないようにすれば、日頃から肌や体と会話を続けている甲斐もあって、いざというときに慌てふためくことなく、何らかの対処法がひらめくかもしれない。化粧品はあくまでサポート役だ。そこをどうか忘れないでほしい。なお、メイクはサポート役というどころか、肌にとっては不必要といえる。しかし、社会的には必要であることがほとんどだ。それでもなるべく塗らないのが理想だが、塗るときはライトメイクで済ませたいものだ。

 なお、化粧品=サポート役 だからと言ってあなどってはならない。安物の、ヘンテコな添加物が入った物では不安がぬぐえない。むろん化粧品は人工物なので、完全無添加というものは存在しないだろうが、ある程度の値段がする物のほうが肌に合う確率は高いと思う。そして、特に化粧水~クリームの一連のケア用品では、できる限りブランドを統一し、それらを長いスパンで使っていくのがベターだ。肌に合うか合わないかも、何ヶ月か使って初めて判断できるものだ。トライアルセットなる物は、使用感やメーカーの好みを検討する物にすぎない。肌に効果的かどうかまでは知りたいなら、その後も現品をしばらく使ってみる必要がある。なぜなら、肌は “ 徐々に ” 慣れていくものだから。

◇ ◇ ◇

以上、肌に何もつけないことが効果的かそうでないか、当方の経験を踏まえてお伝えしました。いかがでしたでしょうか?

いざ肌断食をしようと思っても、なかなか実行できないものです。ストレスが溜まり、余計に肌が荒れてしまいそうですよね。

でも、セミ肌断食ならとりかかりやすいし、なにしろそれこそ理想のケア方法と言えます。大げさな名前を付けてしまいましたが、至って普通なケアだと思っています。

是非、食事、睡眠、運動に気を遣い、自分の肌や体と向き合い、老化に負けずに自活力を維持し、その上で化粧品の力を借りていくようにしましょう。

あと、言い忘れましたが、化粧品を楽しむことも人生の娯楽のひとつです。当方が高校生の頃は気付けませんでしたが、今になって、しみじみそう思います。楽しいですね、化粧品!

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