夏のスキンケアは、皮脂や内部乾燥に目を凝らすことが大事

【この記事は 9 分 前後で読めます】

夏のスキンケア

梅雨をむかえて夏が近づくと、次第に気温も上がってきて、日差しも非常に強くなります。夏の青空を見てください。すがすがしく高い空です。でも、日光が凄まじいくらいに輝かしく、とても暑いですね。

夏場は、皮脂がジワジワ出て汗もたくさん出てきます。非常に不快。そのせいか、肌の乾燥に関しては無頓着になりがち。

そこで今回は、夏にふさわしいスキンケアについてお伝えします。なお、梅雨のスキンケアに関しては「梅雨には肌を荒らす要因が意外に潜んでいるのです!」の記事をご覧ください。

大量の皮脂や汗との闘い

脂性肌の人も乾燥肌の人も、夏場には見分けがつかないほど皮脂や汗でダラダラになります。そこで、「いかにして皮脂による不快感を減らすか」「いかにして汗を抑えるか」という点がまず重要です。

皮脂や汗が過剰に出てくるのは、なぜ?

皮脂や汗が出る

汗は簡単です。気温が上がって体温が上がると、体を冷やすために汗腺より分泌されます。これは学校の理科や保健で習ったとおりでしょう。

一方、皮脂は少し複雑です。汗の蒸発により肌が少し乾燥しますが、それを防ぐために分泌されるといった説や、高気温により脂成分が柔らかくなって分泌されるという説があります。汗とは違い皮脂腺から分泌されますが、汗と混ざって脂汗となることも多いです。

 ほかにも原因がある。夏場は紫外線がとても強く、肌には相当のストレスがのしかかっている。その影響で、肌機能の乱れを招き、汗や皮脂が過剰分泌してしまうこともあるだろう。ほか、エアコンや冷たい食べ物・飲み物による冷えも、肌機能の乱れを寄せ付けてしまう。意外にも肌は悲鳴を上げているのかもしれない。

皮脂や汗を放置すると?

皮脂や汗は、時間が経ったり涼しい部屋に入れば、乾いてきてさほど気にならなくなったりします。むろんこれは人それぞれの感性次第なので一概には言えませんが、中には平気に放置してしまう人もいるでしょう。

でも、皮脂や汗をそのままにしておくのはいけません。皮脂は放置すると酸化しますしテカリやベタツキの原因になります。一方、汗は蒸発しやすいですがきれいとは言い切れず、肌を刺激することもあります。だから放置はダメなのです。角栓やニキビの増加につながります。

そのため、最低限、朝や晩にはきちんと洗顔をすることが必須ですね。
 ※ 洗顔料の選び方については、「脂性肌向けの洗顔料は とりあえずこの4つがおすすめかな」の記事を参考にしてみてください。

ただ、できたら皮脂や汗が噴き出す前に対策をしておきたいものですね。特に女性は、メイクをしている関係でいちいち皮脂を吸着させたり汗を拭いたりしにくいものです。お色直しも増えますしね。

皮脂や汗を抑えるには・・・?

皮脂や汗を抑える

「皮脂を抑える」といった言葉を聞いて、何を思い浮かべますか?また、「汗を抑える」といった言葉を聞いて、何を思い浮かべますか?

多くの人は、制汗グッズだとか化粧水だとか思い浮かべるかと思います。そのとおりですね。制汗グッズを有効利用して、あらかじめ汗をしっかり抑えておきたいものです。

例えば、話題に上っている「サラフェ」という制汗ジェルの場合、皮脂のテカリを抑えることもできて化粧感覚で使え、なおかつ夏場のダメージ肌にも使えるように優しい処方になっています。そのため、こういった類のものを選ぶと良いかと思いますね。

公式サイトはこちら
>>> SaLafe

体の内部からも皮脂や汗をコントロール

体の内部から

制汗をするだけでは、対策は不十分です。大量の皮脂や汗の原因は、体の内部にも潜んでいるかもしれません。

夏場はとにかく体力が奪われます。暑さのあまり睡眠の質も低下しやすく、思いのほか体にはストレスが蓄積していることでしょう。イライラしていませんか?それに加えて、(上のほうにも書いてあるように)冷たい飲み物や食べ物、エアコンなどによって冷えを招いていることもあります。

そういう重なりが自律神経のアンバランスを招き、その結果として発汗機能や発脂機能が乱れ、皮脂や汗が多くなっている可能性も否めません。つまり、体内からのケアも非常に大切なタスクといえるでしょう。

 こういったストレスはホルモンバランスの乱れも引き起こし、皮脂の分泌量を増やしかねない。皮脂が増える、つまりニキビの発生につながるので注意が必要だ。

ネックは肌内部の乾燥 

夏場に気を抜きがちなのが、やはり乾燥対策です。「え?どう考えても肌がうるおいすぎてるけど」と思う人もいるかもしれませんが、それはケーキ以上に甘い幻想にしぎないことを、早いところ気付いたほうが良いでしょう。

ずばり言いますと、肌内部が乾燥しています。若い健康的な女性の中には、たしかにうるおっている人もいますが、たいていの女性が肌内部が乾燥しています。

これは、元々脂性肌だろうが乾燥肌だろうが関係ありません。

いくら皮脂や汗でべたついていても、それは乾燥性脂性肌(脂性乾燥肌、オイリードライ肌、インナードライ肌、隠れ乾燥肌などともいいます)なのです。冬にはパリッパリの乾燥肌の人も、夏にはそういう肌質になりやすいものです。

なぜ内部が乾燥しているのか

乾燥

肌の表面はうるおっているのに内部は乾燥している。これは、乾燥肌の人が皮脂の仮面をかぶったようなものです。では、なぜ肌の内部は乾燥してしまっているのでしょうか。

答えは簡単です。以下の4つが主な原因と考えられます。

  • 加齢による老化
  • 保湿不足
  • エアコンや紫外線などの外的刺激
  • 夏の不摂生

それに加えて、先述のとおり皮脂や汗が出てくるので、表面だけがベタベタするわけです。

なんとかして内部をうるおわせてあげなければ、知らず知らずのうちに肌は不調になり、ハリも弾力も失っていきます。敏感肌にも突入します。そうなれば悪循環に陥り、ますます皮脂コントロールが乱れたり、ニキビが増えたり、肌荒れが生じたりします。

そうなってしまう可能性を少しでも下げるべく、夏も保湿のケアが欠かせません。

 使うべき化粧水は、しっとり系かさっぱり系のどちらにしようか迷う人もいると思うが、基本的には好みで構わないだろう。

オイル系コスメの使用は控えるべき!?

乳液やクリーム

乳液やクリームには油分が含まれていることが多いですよね。皮脂などでベタベタしているときに使うと、さらにベタベタしてしまい、最悪の場合は毛穴が詰まったりしてニキビの誘発につながってしまいます。

だから、「オイル系のコスメは使わないほうが良い」といってもあながち間違いではありません。

ただ、そうとも言い切れません。この手のお話は、「皮脂が多いなら乳液やクリームは必要ない のウソ・ホント」の記事に詳しいので是非ご覧ください。

結論だけ言えば、多くの女性にとって乳液やクリームは「なるべく使おう」です。真の脂性肌か乾燥性脂性肌か何なのか見分ける必要はありますが、たいていの女性は乾燥性脂性肌なので、ここでは「なるべく使おう」と言っておきますね。

とは言っても、使うタイミングというのがあります。それは「夜の洗顔直後」です。夏場は特に、洗顔後しばらくするとすぐに皮脂がジワジワ出てきます。その時点で塗っていては遅いので、出てくる前に保湿しましょう。これで睡眠時のエアコン対策にもなります。

いずれにせよ、保湿は絶対必要

どんな肌質であろうが、保湿は絶対に欠かせません。この場合の保湿とは、乳液やクリームで蓋をすることを指すのではなく、化粧水で保湿成分をしっかりと角質層に浸透させてあげることをいいます。

選ぶべきコスメに関しては、「皮脂が多い肌(乾燥性も含む)におすすめの保湿アイテム」の記事を参考にしてみてくださいね。

体内からのケアも命

なかなか軽視しがちなのが、体内からのケアです。上に書いたようなスキンケアは、すでに多くの女性が取り組んでいることでしょう。それにひきかえ、体内からのケアに気を遣っている人は何割ほどでしょうか。

こんな心当たりはありませんか?

  • 冷やし中華や冷やしそうめんをよく食べる
  • スイカやアイスクリームをよく食べる
  • 冷たい飲み物をがぶ飲みする
  • 睡眠前に水を飲んでいない
  • 暑くて常にイライラしている
  • 寝不足気味である
  • 食欲不振である

冷たい物のとりすぎや不摂生、寝不足などは、冷えや心身のアンバランスを招いて代謝が悪化したりします、逆に食べる量が減っていたりすれば、栄養や水分もきちんと補給できず、体内からの枯渇を招いてしまいます。

その結果、肌の機能低下や免疫低下、うるおい不足などを招いてしまいます。でも夏は、皮脂などによってうるおっている感じがしてしまうので、余計に内部乾燥のワナにはまりやすくなります。

冷たい物

夏場に気を付けるべきことは、以下のとおりです。

  • 冷たい物はほどほどに
  • 水分(常温水)をこまめにとる
  • 熱中症にならないように対策する
  • 風通しの良い服装をする
  • 睡眠時は快適な温度と湿度に設定
  • ぐうたらせず、意識的に体を動かす
  • いくら暑くても、食事はしっかりとる

これらを全て行ってこそ、体内からの美を作り上げることができます。「暑いのに冷たい物を控えろって?」「めんどくせぇ~」といった声が聞こえてきそうですが、これも肌美容のため。こういった努力こそ、あなたを若々しく輝かせてくれるのです。

忘れてはならない、その他の対策

夏のスキンケアといえば、何と言っても「紫外線対策」が代表的です。でも、それは多くの人が真っ先に思い付くことだと考え、特に上では詳しく述べてきませんでした。でも、改めてここでお伝えしておきましょう。

外出前の紫外線対策ケア

紫外線対策

紫外線対策のひとつは、日焼け止めを塗ることです。でも女性の場合、あらかじめ化粧下地やファンデーションの中に日焼け止め成分が入っているので、特別意識することはないでしょう。

でも、夏場の紫外線は非常に厳しいもの。メイクだって崩れやすい時期なので、確実に塗っておきたいものですね。効力としては、SPFが25~30前後でPAが++のもので良いと思います。ただし、マリンスポーツだったらSPFもPAもで高めであるものが良いでしょう。

紫外線対策は、日傘や帽子、サンバイザーなどを使うのも手ですね。また、家の窓にはUVカットフィルムを貼ったり、簾(すだれ)をかけて風情を醸し出すのも良いですよね。

光アレルギー性光線過敏症にも気を付けよう

日光による皮膚炎には、上で説明した単なる日焼けのほか「光アレルギー性光線過敏症」というものがあります。

どんなものかというと、紫外線の影響により、肌に塗布した化粧品成分が化学変化を起こし、それが肌を刺激して炎症を起こすというものです。ほか、高血圧や糖尿病の治療薬の服用や食べた食べ物によっても反応を呈すことがあるそうです。

当方は、この手の話まで詳しくは知らないので、もし「日光を浴びると必ず皮膚炎が起きる」という自覚がある方は、一度疑い、是非色々調べてみてください。

 ちなみに、単なる日焼けによる皮膚炎のことを「光毒性光線過敏症」とも呼ぶ。また、ほかにも「遺伝性光線過敏症」や「代謝性光線過敏症」というものもある。いずれにせよ、発疹や火ぶくれを呈すことになる。

夏のスキンケアこそ、冬の肌を安定させる

先を見越す

冬が近づいてきてから、急にスキンケアを頑張り始める人が多いものです。晩秋の頃、急激に寒くなりますよね。その頃に保湿化粧品がよく捌かれるようです。

でも、肌の乾燥を実感してからでは遅いのです。上で述べてきたように、夏だって肌の内部は乾燥している可能性大。それを放置して、やっと表面がカサカサしてきてから保湿に精を出す・・・。これでは、冬のスキンケアも間に合わず、失敗しかねません。

むろん、元々健康的な肌の人だと追いつけますが、老化が進んでいたり、いまいち肌の調子が乗らない人は、冬先から始めても遅すぎるわけです。そして今度は春先に肌がゆらぎ、敏感肌に。だからでしょうか、春も基礎化粧品がよく捌かれるみたいですね。

季節は先取り・・・といいますか、先を見越したケアが必要不可欠です。夏に冬を考え、冬に夏を考えるのです。あなたが当記事を読んでいる現在、何月何日でしょうか?4月でしょうか?・・・え?7月ですか?そしてあなたは8月!?・・・遅すぎます。

半年先とは言いませんが、せめて3ヶ月くらい先は見越して行動したいものですね。夏を制す者は受験を・・・ではなく冬のスキンケアを制すのです!

では最後に、今回のポイントをまとめて終わりにしましょう。

  • 皮脂や汗は、せめて朝・晩の洗顔でしっかり落とそう
  • 制汗をして皮脂・汗を抑えよう
  • 夏場でも保湿を心がけよう
  • オイル系コスメは夜の洗顔直後に使おう
  • 不摂生を避け、体内から健康的な肌にしていこう
  • 紫外線対策も忘れないようにしよう
  • 先を見越したケアを行っていこう

以上です。ご健闘をお祈りします。


このページの先頭へ