炭水化物(糖分)の摂りすぎはニキビを誘発してしまうの!

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炭水化物・糖分とニキビ

みんな大好き炭水化物!ケーキ、菓子パン、チョコレート、クッキー、そしてパスタにラーメンにうどんに。挙げ出すとキリがありません。どれもこれも、心のよりどころとなるほどのパワーを持つ食べ物たちですね。

でも「ダイエットや美肌のため」といって炭水化物(糖分)を抜いて頑張っている女性たちは多いと思います。もちろん、今回のタイトルに書いたように、炭水化物はニキビの原因にもなりえます。

今回は、炭水化物・糖分とニキビの関係をテーマに、少し広い視点でお話ししていきます。

なお、「炭水化物」「糖質」「糖類」「糖分」という言葉は、本当はそれぞれ意味が異なります。が、ここでは便宜的にひっくるめて、「炭水化物」または「糖分」の言葉を使っていきますね。「そういう類のもの」というイメージで読まれれば大丈夫です。

炭水化物・糖分は脂肪と化す

脂性肌

「甘いお菓子を食べすぎると太る」といった話は、おそらく知らない人はほとんどいないでしょう。「炭水化物抜きダイエット」というのもが流行った時期もあるように、米、小麦、砂糖などは敵視されてきました。

では、なぜ炭水化物を摂取すると太ってしまうのか?というと、それは「脂肪と化す」からです。口に入れたときはまだ甘く、脂肪の状態にはなっていないものの、消化されることで脂肪に変わります。量によっても左右されますが、現代における甘党さんにとっては、そのように考えて差し支えないでしょう。

要は、甘い物やご飯や小麦をたくさん食べている人は、「炭水化物をとる=脂肪をとる」ということになるのです。脂肪が増えるということは、脂質を摂ったときと同じような影響があるよというわけですね。太ったり、皮脂が増えたりします。

だから、「炭水化物は抜いてダイエット!」と豪語されていた時期があるのですね。

摂りすぎこそが、ニキビを招く原因になる

摂りすぎ

米やパスタ、ラーメンなどの麺、パンといった主食となりうる炭水化物をはじめ、甘い洋菓子や和菓子、そして甘味のある果物などは、ほぼ糖分そのものといっても過言ではないくらいです。もちろん、ほかにも栄養が含まれているものもたくさんありますが、やはり「食べすぎ」は避けたいところですね。

上にも書きましたが、炭水化物の摂りすぎは皮脂の増加を招きます。すると、角栓やニキビが発生する可能性も高まってしまうのですね。なぜなら、それらは穴の汚れ・老廃物に皮脂が混ざった状態から作られるからです。皮脂が増えてべたついたりすると、肌環境が悪化して雑菌の巣窟に。アクネ菌も繁殖しやすく、赤色の炎症ニキビにも繋がります。

少し神経質すぎる考え方かもしれませんが、美肌を目指したい思いがある人は、炭水化物を摂りすぎないように注意したいところですね。

 炭水化物・糖分の摂りすぎは、糖尿病になったりすることもある。糖尿病にかかると、合併症といって様々な不調が体に現れることがある。当方の父親は糖尿病患者で食事制限をすべきはずなのだが、言うことを聞かずに甘い物ばかり食べる。そのせいだろうか、夏場の湿気が強い日に、脚を真菌に侵され、広範囲で真っ赤にただれたりした。医師によると、高湿度による肌の不潔さに加え、糖尿病による肌免疫力の低下が原因にあったようだ。ということは、ほかにも肌トラブルが生じてしまう可能性は色々考えられる。ニキビはもちろん、肌荒れやくすみ、シミもそうだ。たかが甘い物が好きなだけに、大変な苦労を強いられることになるのだ。それでも甘い物を食べ続ける太った父は、正直言って神経までもが太すぎる。

それでも炭水化物は三大栄養素のひとつ

炭水化物を批判するような書き方をしてきましたが、それでも、タンパク質と脂肪とともに三大栄養素のひとつとして数えられています。つまり、人間が生命を営んでいく以上、炭水化物は関わらずにはいられない大切な栄養なのです。

炭水化物の役割

炭水化物の役割

炭水化物には、集中力を高めたり神経の働きを整えたりする、いわば “精神安定剤” のような役割があります。ふっくらしたごはんを食べると気持ちが和んだり、ほっぺたの落ちるような甘いケーキを食べるとホッコリするのも、このせいでしょう。

さらに、特に砂糖には “中毒性” があり、「砂糖依存症」というのも聞かれるほど。それだけ精神に対する安らぎの効果が強いということです。

炭水化物のメリットを箇条書きでまとめると、主に以下のとおりです。

  • 脳の回転が良くなる
  • 物事への集中力が高まる
  • 幸福感を得られたりストレスが解消する(幸せホルモン「セロトニン」の安定)

さらに、厳密に言えば、「炭水化物」というのは「糖質+食物繊維」のことを表します。その「食物繊維」というのは腸内環境を良くする働きがあり、これが便秘解消や代謝向上にも役立ちます。身近な例でいえば、やはり米ですね。

 もっと細かいことをいうと、俗に言う「砂糖」は「糖質」の一種だ。米や小麦の「でんぷん」も「糖質」だが、「砂糖」とは違う。しかし、どちらも体内で「血糖」となるため、世間では同じようなものとして考えることが多いのが現状だ。当記事でもそう考え、ひっくるめてお伝えしている次第だ。

炭水化物不足になると

炭水化物不足

炭水化物が不足すると、上で述べたメリットとは逆のことが起きやすくなります。

  • 脳の回転が悪くなる
  • 物事への集中力が低まる
  • イライラしたりストレスを感じたりする(幸せホルモン「セロトニン」の減少)

ストレスというのは肌に悪く、ニキビの原因のひとつでもあります。セロトニンの減少というのは、自律神経のひとつである「副交感神経」(リラックスや弛緩、睡眠を司る神経)の働きの低下を促すため、睡眠障害や精神不安定も招きやすくなるのです。それに伴って免疫力の低下や体調不良にも陥りやすくなります。

詳しいことは別途調べていただきたいですが、炭水化物の不足も、過剰摂取と同じく健康・美容に悪影響を及ぼしてしまうのですね。

一日に必要な炭水化物量

参考までに書いておくと、一日に必要な炭水化物量は「総エネルギー量(kcal)の50~70%」と言われています。女性だと、標準的なところで200gほど、男性だともっと多くて240gほどです。ただし、運動量の多い人だともっと多くなります。

ダイエットを志している人でも、少なくても150g(お茶碗三杯弱)は摂ったほうが良いでしょう(もちろん肥満の程度によるし、医師の指導か何かがあればそちらに従います)。ただやはり、太っていないのにもかかわらずダイエットしようとしている人にとっては、150gは下回るべきではないと当方は思います(気持ちは分かりますが)。

 ダイエットするなら、単純に炭水化物の量だけを考慮するだけでは足りない。あらゆる栄養素についての必要量や目安を知り、自分なりにビジョンを明確にして理想的なダイエットをすべきなのだ。だが、当記事はダイエットのお話はテーマから逸れるため、割愛する。

共に摂る脂質や塩分にも注意

脂質や塩分

例えば、ラーメンやスパゲッティの中には脂質がたくさん含まれているものも多いですね。特に外食で食べる物は、スープやオイルなどでギラギラしていることが多いですし、具も、脂肪分が多いものが使われていることもしばしばです。ケーキやクッキーだって、脂質量は馬鹿になりません。

たまになら良いと思いますが、脂質の多いものをたくさん食べると、炭水化物と脂質のダブルパンチを食らうことになり、さらにニキビもできやすくなってしまいます。

ほどほどに楽しむことが大切なのではないか?と思いますね。

ほか、米でいえばカレーライスが最も懸念される食べ物で、特に市販のルーとたくさんの肉を使ったカレーライスは、脂質がたくさん入っています。そこにカツやエビフライをトッピングするとなると、とんでもないくらいの脂質量ですね。

また、どんな食べ物でも、塩分にも気を付けておきたいものです。摂りすぎて良いものはありませんので、何事もバランスが大事だと思いますね。

 ダイエットをするなら、炭水化物よりも脂質を抜いたほうが効果が出やすいと言われている。でも、脂質も、エネルギーの貯蔵、断熱、乾燥肌防止、各部の機能安定などの上では欠かせない。極端に抜くことは避けるようにしよう。

なお、脂質の多い食べ物に関しては、「脂性肌なら食べるのを控えておきたい食べ物 厳選の10種」の記事をご覧ください。ニキビが気になる人にとっては、おそらく糖分などよりも脂っこい物を抑えるほうが、精神的にも楽なような気がします。

炭水化物の多い食べ物と少ない食べ物

炭水化物の摂りすぎや不足の対策のために、ここで含有量の多い食べ物と少ない食べ物を改めて把握しておくことにしましょう。

ただ、載せるのはあくまで大雑把な例なので、ほかにも色々あるでしょう。細かい料理メニューなどに関しては、本やネット上の情報を参考にしながら、個人個人で研究していただきたいと思います。

多い食べ物

炭水化物の多い食べ物

白米、餅、パン、パン粉、ライ麦粉、コーンフレーク、しゅうまいや餃子の皮、麺類、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、さといも、ながいも、ポップコーン、小豆、つぶし餡、甘い洋菓子、甘い和菓子、甘いスナック菓子、栗、銀杏、アーモンド、干しぶどう、バナナ、干し柿、マンゴー、ジャム、マーマレード 等々。

必ずしも多いとは言い切れませんが、基本的には以上のようなものには炭水化物が多いです。当然砂糖が使われているものは炭水化物の宝庫。また、果物に入っている果糖は意外にも中性脂肪の原因になる模様です。

上に挙げていない物でも炭水化物の多い物があるし、たとえ少なくても食べ過ぎれば過剰になることもあります。

 なお、アルコール飲料に関しても目を背けることはできない。大好きな人も多いビールや日本酒は、麦芽や米が原料に使われているため、炭水化物がちょっと多いかもしれない。ビールを飲みすぎてポッコリ腹になる中年は少なくないが、おつまみのせいでもあればビールそのもののせいでもあるわけだ。たしなむ程度なら問題ないが、あまりガバガバ飲まないのが得策だろう。

少ない食べ物

炭水化物の少ない食べ物

豆腐、大豆、油揚げ、もやし、レタス、キャベツ、ほうれん草、ぜんまい、野沢菜、藻類、キノコ類、肉類、魚介類、豆乳、油 等々。

例が少なくなってしまいましたが、肉や魚、そして緑色の野菜の多くは炭水化物が少ないので、気にする人にとってはそれだけでも救いだと思います。しかし繰り返しますと、炭水化物不足もまた問題です。肉や魚、野菜ばかりで腹を満たしていると、それはそれで病気の懸念がありますね。

 こちらでもアルコール飲料について書いておこう。炭水化物量の少ないアルコール飲料は、辛口の赤ワイン(甘口はちょっと多い)、ウイスキーや焼酎、ブランデーといった蒸留酒などだ。詳しくは是非調べてみてほしい。

ニキビを増やさないために、もっと気にすべきことがある

今回は、炭水化物・糖分の摂りすぎがニキビの発生をうながしたり肌荒れを招いたりする、といった話に始まり、炭水化物についてのお話をお伝えしてきました。

しかし、ニキビを増やさないためには、炭水化物だけ気にするのではなく、

といったことも非常に大切なタスクとなります。運動や食事、睡眠というのは、ダイエットを成功させたい人にとっても考えておきたい項目ですね。

ただ、本当「炭水化物・糖分を摂りすぎてるなかもなあ」という自覚があるのであれば、今日からでも量を減らす努力をしたほうが良いでしょう。むろん、いきなり急激に減らすと間違いなくストレスになってしまうので、少しずつで良いと思います。

逆に炭水化物抜きダイエットをしている人は、必要分はきちんと摂って、健康的な方法で痩せられるように考えてみましょう!

では最後に、今回お伝えした内容をまとめて終わりにしたいと思います。

  • 余剰な炭水化物は脂質に変わり、皮脂が増加したりする
  • 皮脂が増加することで、ニキビの発生条件が揃いやすくなる
  • 炭水化物の過剰摂取は体・肌の免疫力にも影響する
  • 免疫力の低下により、ニキビができやすくなったり肌荒れが生じたりする
  • 炭水化物のみならず、あらゆる栄養について考えることが大事
  • ニキビ予防には、色々な面からの対策が必要

以上です。健闘をお祈りします。気長に楽しくやっていってくださいね。


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